 | グランドセイコー初の機械式クロノグラフ、「テンタグラフ」誕生
《セイコーウオッチ》 グランドセイコーより、ブランド初の機械式クロノグラフムーブメントを搭載した「グランドセイコー エボリューション9コレクション テンタグラフ」を6月9日(金)より発売します。希望小売価格は 1,815,000 円(税込)。 2022年、Watches and Wonders Genevaで世界に評価されたデザイン哲学「エボリューション9スタイル」に基づく、グランドセイコー独自のスポーツウオッチを発表しました。 そして2023年、同コレクションに搭載する、ブランド初の機械式クロノグラフムーブメントを開発し、新たな一歩を踏み出します。 グランドセイコーはブランド誕生以来、高精度と実用性を追求してきました。新作に搭載 される「テンタグラフ」と名付けられたキャリバー9SC5は、2020年に発表した高精度と 優れたエネルギー効率を誇る革新的なハイビートキャリバー9SA5 をベースに開発しています。毎秒10振動による計時精度と、クロノグラフ作動時でも3日間(約72 時間)の駆動を約束するロングパワーリザーブ。キャリバー 9SC5「テンタグラフ」は、10振動の自動巻クロノグラフムーブメントとして、最も長い持続時間を誇ります。 さらにこの新作を機に、メカニカルクロノグラフのための新たな精度規格が設定されます。従来のグランドセイコーと同様に、6方向の姿勢、3 段階の温度という条件下で17 日間にわたる厳格な試験を受け、さらに3日間、クロノグラフを作動させた状態かつ3方向の姿勢で精度を評価します。テンタグラフは、グランドセイコー規格が定める基準をクリアするために、合計20日間のテストを行います。 「テンタグラフ」は、伝達効率を飛躍的に高めた「デュアルインパルス脱進機 」を搭載しています。この革新的な機構とツインバレル(2つの動力ぜんまい)の連動により、10 振動でありながら、長時間のパワーリザーブを実現しています。 加えて、グランドセイコーにふさわしい「正確な計測と操作性、耐久性」を確保した、クロノグラフ機構を設計しました。垂直クラッチは指針ずれや針飛びを抑制し、計測精度を高め、コラムホイールはクロノグラフの作動を正確に制御します。さらに、ムーブメントに組み込まれた独自の三叉ハンマーにより、リセット時、心地良いクリック感と共にクロノグラフ針を瞬時にゼロ地点へ戻します。 https://www.grand-seiko.com |
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