 | 4月に就任した佐藤敏彦新社長が記者懇談会で説明した
シチズン時計鰍ヘ7月4日、恒例の記者懇談会を千代田区の経団連会館で行い、4月に新社長として就任した佐藤敏彦氏から同グループの新中期経営計画について説明【写真】、また主要事業(時計・工作機械、デバイス、電子機器)の主力製品・技術の展示では、年間で生じる誤差がわずか1秒の「The CITIZEN」の組み立て実演を行った。 佐藤敏彦社長が発表したシチズングループ「中期経営計画目標(2021年度)」の売上高は3,700億円、営業利益300億円、ROE8.0%とした。 事業ポートフォリオの考え方として、時計事業がグループの成長を牽引、工作機械事業の市場拡大に合わせ投資を継続し更なる成長を即すとしている。金属部品やLED等車載関連事業は、市場向けの部品加工ビジネスの確実な利益創出が予想され、トップレベルの製造力の実現が図れる。更に、デバイス・電子機器事業では、製品の選択と集中で収益の改善を図るとしている。 特にコアの時計事業では、マニュファクチュールの進化により他社が追従できない唯一無二を生み出す技術と技能の洗練を「“モノ”の価値」として、究極の精度「年差±1.0秒」の光発電時計ザ・シチズン Caliber 0100。バリューチェーンの革新で多様化する顧客ニーズへの対応と一人ひとりに感動を与える新たな挑戦「“コト”の価値」では、4万通りのカスタマイズが可能な新サービス『FTS(ファイン・チューニング・サービス)』を開始するなどが報告された。 https://citizen.jp/ |
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