| SDGsに賛同するメガネ専門店2200店が国連通じて542万円を寄付
鯖江市と現況業界全体でSDGsを推進
「鯖江めがねをかけようキャンペーン第2弾」が10月18日〜12月28日まで開始され、全国の眼鏡店約2200店が参加している。 キャンペーン期間中に、参加小売店で「鯖江めがね」の購入者にスクラッチカードが配られる。特賞はオーダーメイドフレーム(世界で1本だけのフレーム)10名ほか、めがね引換券5万円券200名、めがね引換券2万円券2000名、1000円商品券15,000名が当たる。 なお、同キャンペーンはコロナ禍からの復興事業として実施されており、第1 回目の開催では、参加小売店各社がSDGs推進に賛同し、5,421,904円の寄付金が集まった。寄付金は国連の友を通じて国内外の医療従事者に寄せられる。 10月18日のIOFT国際眼鏡展会場内に設置された福井ゾーンSDGs推進ブー スにおいて、国連の友アジアパシフィック理事金森孝裕氏に寄付金を手渡す贈呈式が催された。出席者は、金森氏に加え、日本眼鏡関連団体協議会代表理事白山聡一氏、鯖江市市長佐々木勝久氏、一般社団法人福井県眼鏡 協会会長谷口康彦氏の4名。 鯖江市は、「SDGs未来都市めがねのまちさばえ」を掲げ、SDGsを推進している。特に目標5の「ジェンダー平等の実現」に重点を置き、女性の活躍を軸に持続可能な地域の振興を目指している。なお、SDGsのシンボルマークにはメガネをモチーフにしたピンバッジを作成し、関係者に配っている。 国連でSDGsを推進する大使が「めがねのまちさばえ」を視察し、さばえを拠点に世界へSDGsを発信していこうと発言したのは、めがねが持っている世界規模の社会性、メッ セージ性に他ならない。ものづくり、製品、サービス、健康、福祉、教育、人生の楽しみ、自分らしさめがねがSDGs に貢献できることは無限にある。しかし、いちばん大切なことは、めがねを通して世界中の一人ひとりがSDGを考えるきっかけとなること。幸せな未来に 近づくための視野を広げること。 17あるSDGsの目標は幅が広く、出来ることが何かあるはずである。身近なところから世界と自分のつながりを見つけ、未来に向けた行動を起こすきっかけづくりを行いましょうと呼びかける。 SDGs(Sustainable Develop ment Goals=持続可能な開発目標)は、地球に住むすべての人が暮らしや すい社会を将来に引き継いでいくため、2015年9月に国連総会で採決された世界共通の目標。2030年までに経済・社会・環境など様々な課題に取り組もうと定められた。世界中の“誰一人取り残さない”を理念としている。 https://www.megane.gr.jp/museum/news/line_campaign |
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