| ビジョン掲げた「国際メガネ展IOFT2022」
業界とともに変革、新たな計画を練る
10月18日〜20日に東京ビッグサイト東展示棟で開催される「国際メガネ展IOFT2022」の概要を主催者であるRX Japan と(一社)福井県眼鏡協会が記者発表会を開き概要を説明した。 RX JapanのIOFT担当の矢島大地統括事務局長は「現場には新しい発見があり、リアルに商談したい」という声があることから価値ある展示会を新たに目指し、拡大・発展させていくと共に、展示会が変わったと言われるよう貢献していくことを強調した。 5年後(2027年)のIOFTのビジョンとしては『アイウェアの「今」と「未来」が集まるアジア最大級の国際総合展』にすることを掲げ、出展社数500社(海外200 社)、来場者数20,000名(海外3,000 名)を目標数として挙げた。 そのビジョンを達成するために、@国内眼鏡店との商談 件数、受注額を増やす。A海外バイヤーとの商談機会を増やす。B消費者啓発の場として、価値を確立する。の3つを柱に、出展価値を高め、出展各社の満足度を高め、IOFTを大きく変えていく。 具体的には、来場者数を10,000名(前回5,863名)に増加させるために、DM送付先を抜本的に見直し、適切に発送する。専任スタッフを擁立させ SNSやデジタル広告など、新たなプロモーションを展開。会議室貸し出しサービスも利用店舗数を増加させ、商談件数と受注額増加に繋げる。また国内眼鏡店との商談件数と受注額を増やすために、地方有力店100社を特別招待(ホテル宿泊無料など)する。さらに来場できない小売店とは遠隔PCでのマッチングも実施する。 今回は昨年比1.5倍となる300社が出展予定となっており、新規出展と復活出展が増加傾向にある。またITソ リューションやDX系企業の出展もみられ新たなサービスの提案などにも期待 ができそうだ。 毎年会場に足を運んでもらうための施策としては、会場装飾を充実させ雰囲気を整えていくために、全通路にカーペットを敷き、ロゴや看板のデザインを一新させる。会場全体の装飾を全て見直し、変革、高揚感を演出する。 海外バイヤーとの商談機会を増やすためには、全出展社にアンケートを実施し、会いたいバイヤーを明確化する。遠隔PCによるマッチングとライブ映像による出展製品の見どころも海外バ イヤーに配信される予定だ。海外バイヤーの特別招待は50人を想定。 消費者啓発には、フォロワー100万人以上のインフルエンサーを300名誘致し、価値を確立させる。 そのほか、複数のTV報道、日本メガネ大賞などの併設イベント、オープニングセレモニー、各種セミナー、サステナブルアイウェア・ゾーンの新設、SDGs啓発ブースなど、新たな計画が業界と共に練られている。 https://www.ioft.jp/ |
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