| 4月5日東京眼鏡専門学校の令和4年度入学式
東京眼鏡専門学校(風早昭正理事長)の令和4年度入学式がコロナ禍4月5日、同校の11階セミナールームにおいて、全日の入学生と教職員のみの簡略化した形で行われた。今年入学者は、第一眼鏡学科14名、第二眼鏡学科4名、通信教育課程279名、総計297名。 風早昭正理事長が「今日から皆様は、伝統ある東京眼鏡専門学校の1年生ということになります。この学校は、先生方や教育設備に恵まれているのは言うまでもありませんが、首都圏という日本で最も大きな眼鏡市場の中で、実地に体験学習ができるというメリットがあります。メガネ店の業態の多様化が進み、めがねユーザーのニーズも多岐に渡り、AIやIOTが導入されるデジタル化も進展するでしょう。皆さんが卒業され、眼鏡業界に入られる頃には、さらなる変化が起きているかもわかりません。そういう中でも、確かなのは、若年齢層の近視率の増加、老眼世代の高齢者層の増加等により、眼鏡市場そのものは、今後、成長が期待されているということです。そして、今年は眼鏡業界にとって、大きな朗報がもたらされました。厚生労働省所管の国家技能検定制度に眼鏡技術者の職種が新設され、眼鏡作製技能士の資格がスタートいたします。学科試験・実技試験に合格すれば、国民から信頼され、リスペクトされ、社会的評価の高い国家検定資格を得ることができます。これからの眼鏡業界でリーダーとなるには、必須の資格となります。本制度移行期間特例を受けることができますので、本校で、みっちり勉強し、資格取得を目指して頑張ってください」と挨拶、次いで魚里博校長は「メジャーリーガーの大谷君の恵まれた体格や運動能力は勿論ですが、彼の目標設定とそのスケールの大きなチャレンジ精神やそれに向けた努力の仕方は敬服に値します。眼鏡技術者や眼鏡関連のプロフェッショナルを目指す皆様は、そのための準備期間としての本校での勉学は極めて重要となります。また、本年より国家検定制度による「眼鏡作製技能士」が誕生します。皆さんの1級技能士の資格取得に向けて積極的な教育支援を行って参ります。高等学校までの受動的な学習は勿論ですが、これから専門的な知識や技能を能動的(Active Learning)で課題解決型の学習(Problem Based Learning, PBL)を入学後に学びますので、これを用いて「各人の自分らしい生き方」を見つける準備を始めて下さい。大学など既卒の方や通信課程の方々はすでに現場でもこれらの学習法を習得されている方々も多いと思いますが、基礎知識や専門技術の基盤確立を目指して各自の目標設定と自分らしい生き方を模索されることを願っています」t挨拶した。 https://www.toc.ac.jp/ |
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