 | 全国8会場、約1,700人が国家資格に挑む
【眼鏡記者会共同】史上初の『眼鏡作製技能士学科試験』が4月 20日午後2時から、全国8会場で一斉に実施された。受験申込者数は合計1,770人だったが、体調不良などによ る欠席者も若干あった。東京会場(申込み数:1級318人、2級477人、計795人)は、新宿区のTKP市ヶ谷カンファレンスセンターで行なわれた。早めの来場を呼び掛けたこともあり午前中から受検者が来場したが、午後1時過ぎにはエレベーターに並ぶ列がビルの外まで伸びた。東京や神奈川などから参加した検定員ら約50人が受検者を指定の席に誘導したため大きな混乱もなくスムーズに進められた。 検定終了後、「追い込みで勉強したこともありだいたい回答できた」と自信をのぞかせた人がいた一方、「想定外の問題が出題された。合格できるかどうか」、「ふだんの業務で使わない設問が難しかった」とレベルの高さをうかがわせる声もあった。 鯖江会場(申込者=1級12人、2級 52人、計64人)は、めがね会館で実施。申込み者全員が受検した。受検者は理事会室と3階会議室に分かれて入室。それぞれ指定の席に着いて緊張した面持ちで開始時刻を待った。 富山県から訪れた小売店は「問題文の分かりにくいものがあり満点ではないが、概ね解けた」と自信をのぞかせ、他県の同じチェーン店店員と受検に臨んだ県内の販売員は「思ったより難しかった。 国家資格なので販売の後ろ盾となるもの。 新たな資格としてみんなで挑戦した」と話していた。 なお、翌日には試験問題と解答が指定試験機関である(公社)日本眼鏡技術者協会のホームページで公開された。 https://www.megane-joa.net/ |
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