| 日本ジュエリー協会による「まとめ」
一般社団法人日本ジュエリー協会(JJA)は、ダイヤモンドの婚約指輪の普及のため、ダイヤモンドの婚約指輪入手者、非入手者の実態を把握し、今後の試作検討に活用するため、同協会独自(委託調査)による「ダイヤモンドエンゲージリング購入・非購入」の実態調査を行い、そのまとめを発表した。調査対象は、直近2年以内に結婚した20〜39歳の男女。入手者は、ダイヤモンドの婚約指輪を入手し、自身がメインで婚約指輪を検討した人、非入手者は、婚約指輪を入手していない人。地域は全国。方法はインターネット。調査は10,000サンプルのうち有効回答数が416サンプル。 購入者の「まとめ」では、入手者は約43%で、前回と比べ微減。その内80% がダイヤモンドの婚約指輪を入手。また、婚約指輪を結婚の約束の証、夫婦の証、一生の思い出の品として認識している。入手理由も「ふたりの愛の証として残したかった」がトップ。時系列で見ると「両親の挨拶に必要」「家族に勧められた」が増加している。重視点はデザイン・指輪の形がトップ。スタッフの対応やアフターサービス、入手時の割引などサービス面での 重視点が高まっているが、「ショップが近くにあること」「ダイヤモンド以外」のスコアも増加している。 下見したブランド数の平均は4.5個。 海外は「ティファニー」、国内は「ダイヤモンドシライシ」がトップで、大きな順位の差はない。ただ、入手先は路面店の割合が最も高い。価格感を見ると、予算が約29万円、 実際の購入価格は約26万円。予算よりも低く購入した理由は「実際に店頭で見たら良いものがあったから」が突出して高い。また、「一生ものなので予算よりも上の価格で良いと思ったから」「ダイヤモンドのグレードを予算よりも上のものを選んだから」が上位となっている。 更にまとめると、サービス面に対して重要視する傾向となっており、 実際に店舗に訪れて目で確かめたい割合が増えている可能性がある。下見したブランド数の平均も前回と比べ2倍以上になっているため、多くの候補から希望のものを選んでいる可能性が考えられる。また、 予算より低く購入していることも、ネガティブな理由ではなく、低い値段で良いものがあったという理由で、一生ものであることからグレードを上げるなど特別なものであれば予算超えも有り得る。 https://jja.ne.jp/ |
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