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07/03(Mon) HOSHI no SUNAからプロポーズリング
夜のシーンでもロモンティックに

ダイヤモンド、ジュエリー、着物 の総合商社の潟Iリエンタルダイヤモンド (千代田区、森啓輔社長)は、自社のBridal Jewelryブランド 「HOSHI no SUNA」 より、新たなプロポーズリングを7月7日に発売する。今回のプロポーズリングは、ジュエリーボックスとセットになっている。ジュエリーボックスには小さなLEDライトが搭載され、ボックスを開けると同時に、プロポーズリングを明るく照らし出す、特別な仕様となっている。  その為、夜景を楽しみながらや、満天の星空の下で、花火大会でなど、リングが見えづらい夜のシーンでも、ロマンティックで、サプライズな演出が可能な画期的な商品となる。  HOSHI no SUNAプロポーズリングは1カラットと同じ大きさのセンターストーン(キュービック)を引き立たせる豪華なデザイン。サイズは共通で11号。  
リングのサイドには 『Will You marry me?』(結婚してください)のメッセージが入っている。ふたりの未来を輝かせる星の明かりがリングを照らし、心あたたまる感動的なプロポーズを演出する。
https://www.orientaldiamond.jp/

07/03(Mon) ラザールダイヤモンド ブティック20周
感謝の気持ちを込めたアニバーサリーフェアを開催中

 ダイヤモンド専門店「ラザールダイヤモンドブティック」銀座本店が20周年を記念し、感謝の気持ちを込めたアニバーサリーフェアを開催中。  
ダイヤモンドの輝きの美しさをどこまでも追求したブランドならではの婚約指輪、結婚指輪を多数用意し、購入者へオリジナルノベルティをプレゼント。専用フロアでは、知識豊富なジュエリーコーディネーターが大切な指輪選びをサポートする。
https://www.lazarediamond.jp/

07/03(Mon) クロスフォーの海外戦略
中国市場での認知とシェア拡大に中国のPia Jewelry社と契約

ダンシングストーンを開発した潟Nロスフォー(山梨県甲府市、土橋秀位社長)は、5月に中空チェーンを制作するインドネシアの大手ジュエリーメーカーと日本国内での独占販売契約を発表し、宝飾業界の復活の一助になればと注目を集めたばかりだが、6月16日には、更なる中国市場での成長とインド市場をはじめとする海外市場の開拓を目的とした中国国内における唯一のブランド戦略パートナーとしてPiaJewelry社と契約したことを発表した。  
クロスフォーは、既に中国での展開をしているが、これまではパーツ販売を主に展開しBtoBの世界では有名になっているが、中国市場では多くの模倣品が出回り、知的財産権のみならず取引先が得る正当な利益が侵害されてきた。  
それらを排除するためには、BtoCでの認知拡大が必要なことから、クロスフォーブランドとダンシングストーンの認知向上と中国市場でのシェア拡大を見込んだ、Pia Jewelry 社との契約締結となった。  
既に中国国内市場に向けては5月31日に開かれた広州ジュエリー協会の交流会の席で、クロスフォー、ダンシングストーン、クロコロックなどの名称を使用したジュエリーとアクセサリーを販売していくことは発表されており、今後の予定としては、7 月1日から中国国内に向けたオンラインショップでの販売がスタートし、2024年 1月からは小売店舗での販売をスタートさせる計画が進んでいる。  
土橋社長は「クロスフォーには小売のノウハウが足りなかったが、今回の 契約で、中国市場でのEコマースやソーシャル販売を得意とするPia Jewelry社とのブランド展開によって、模倣品の排除と飛躍的な認知度のアップが期待できる」と話している。
https://crossfor.store/

07/03(Mon) 自分らしいスタイルにカスタマイズ
SABIRHTのセミオーダー

より本物志向の傾向が強くなってきた市場に向け、エシカルでサステナブルなジュエリーブランド「サバース」(東京都港区、内原一郎社長) が、オリジナル性を楽しめるセミオーダーで自分らしさを表現できる「イニシャルペンダント」の発売を6月26日から本格的に開始した。サバースが展開する「プレミアムクチュール」は、サンプル商品を見ながら好みのデザインにカスタマイズできるサービス。  
「イニシャルペンダント」では、基本のデザインをベースに、石の大きさを変更するなど自分好みにカスタマイズするほか、ダイヤモンドだけではなく色石などを追加することもできる。自分らしいスタイルを投影したデザイン、完成までの期待感、身に着けた時の満足感は、「プレミアムクチュール」だからこそ得られる醍醐味となる。  
オーダーから仕上がりまでの期間は約60日を目安としている。  
写真=「S」中石0.18ct、脇石計約 1.0ctチェーン60cm 価格1,320,000 円〜。「A」中石0.18ct、脇石計約0.8ct 価格1,210,000円〜。
https://www.sabirth.com/

07/03(Mon) 「ガラフェス」がパワーアップ
ミネラルからジュエリーの魅力を伝える

若者から子連れのママまで、若年層を中心として宝石に魅了される人たちを集めることに成功している「ガラフェス」が 、6月16日〜18日の3日間 、GALAおかちまち本店で開催された。  
同フェスは、全国で人気となっているミネラルフェアを活用しながらジュエリーの魅力を広めるために、幅広い層の人たちが楽しめるイベントとしてジュエリーハンズGOSHOが仕掛けたもの。今年で3年目。回を重ねるごとにパワーアップされており、今回はルース販売をはじめ、カジュアルジュエリー販売を強化した他、“「見て」「触れて」「学んで」「遊んで」「買う」ことのできるジュエリーワンダーランド”をテーマに、手巻きジュエリー、ジュエリー制作体験、研磨体験、ジュエリーデザイナー体験などの多彩なワークショップやコンテンツを用意。一休みできるカフェもあって 滞留時間にも気を配っていた。  
ジェムストーンとミネラルの違いから手を出しにくいとする宝飾業者が多い中、 専務取締役の赤坂香津緒氏は「ジュエリー関係で楽しめるイベントが少ないことから始めたのがガラフェスで、子供たちも楽しめるイベントを心掛けています。今回はよりジュエリー販売に力を入れようと考え、カジュアルジュエリー販売を1階フロアーに設置しました。少しずつですがルースをコレクションするだけではなく、ジュエリーにして身に着けたいという人が増えてきています」と話し、目的の成果が出つつあるという。  
更に、ジュエリー研究会ムスブによるセミナー「アヒマディ博士の宝石学」と、 シーフォースを会場にルースとジュエリーの合同展示会ジェムファンファーレとの合同企画として、御徒町で3つの会場を楽しめる工夫が施された。
https://wedding.mynavi.jp/us/article/65827/

07/03(Mon) 継続した防犯パトロールにより
防止力を高め、安心安全な街作り

全国で強盗被害が広がる中、日本唯一の宝飾問屋街がある御徒町の地域として、防犯意識を高めるための防犯パトロールが、6月21 日、上野警察署、各町会、警備会社、ジュエリータウンおかちまち (JTO。山本孝広会長)の合同で実施された。  
はじめにJTO会員の小売店リューツウ本店で、強盗犯侵入の防犯訓練を行い、上野警察署による白熱した実践を見学。その後は防犯訓練で使用された防犯カラーボールの投的訓練と各種防犯グッズの説明があった。  
その後は、今回で400回目となる防犯パトロールを記念した練り歩き(パトロール)が行われた。  
JTOは安全安心を掲げた宝飾問屋街。ALSOKを通した防犯カメラの設置や防犯パトロー ルの継続によって防止力や抑止力を高め、安全安心の地域作りに努めている。
https://jto-net.com/

07/03(Mon) 色石グレーディング、買取入門
楽しい宝石鑑別実技な

すぐに仕事に活かせる技術を短期間(1日〜2日)で習得できると人気となっている日本宝飾クラフト学院の「サマーセミナー(夏期宝飾実務講座)」が 7月24日から始まる。  
同セミナーは、毎年実施される好評の大型セミナーで、ジュエリーデザイン、制作技術、宝石学など専門技術別に様々な講座が東京本校で30講座、名古屋校で4講座開かれる。  新規に開講するのは、東京本校=透かしペンダント制作、オリジナルチェーン、七宝ふくりん風リング、カラーストーン・グレーディング、楽しい宝石鑑別実技、基礎からわかる買取入門。  
また、法人割引と複数割引制度があるので、スタッフ研修としても活用しやい。適用されるのは、同一企業から2人以上受講する場合と一人で複数受講する場合は受講料が10%OFFされる。  
人気の講座は早い時期に定員に達するので、希望者は早めに申し込むと良い。https://www.jj-craft.com/

07/03(Mon) NGC新理事長に三村真二氏
全員参加の役割の認識、情報と人脈

協同組合日本ゴールドチェーン(NGC)は、5月29日に「第57期定時総会並びに理事会」を開き、新理事長に三村真二氏が就任し、新体制(以下参照、敬称略)となった。  
基本方針は、全員参加の役割の認識。情報と人脈。利益率向上。時代の経営者・幹部の育成など。  
重点活動は、品川黄金塾の再開、バンコクツアー、独自商品の開発と催事応援、新たな商品供給、多くの仲間が集える場の創出、業界紙への露出、発信力の強化、海外視察などが挙げられた。  
▼理事長=三村真二(ミムラ時計店)。▼副理事長=川澄幸司(川スミ)、 阿部光広(新光堂)。▼理事=宮本建次(GRACIS/東日本ブロック長)、中込善雄(ビジュアスカ/西日本ブロック長)、肥塚善光(ジュエルセブン)、武内瑛示(宝石時計の武内)、佐々木康晴 (ささき)、浦田俊介(和信)、糸井ゆう(イトイ)。▼監事=武内佐忠(宝石時計の武内)、小泉龍郎(フルミヤ)。▼顧問=石岡幸雄(石岡時計店)。なお、潟Wェイ・ジー・パートナーズも新しい役員が選任された。▼会長=石岡幸雄。▼社長=渡邉義久。▼副社長=三村真二、川澄幸司。▼取締役=阿部光広。監査役=塚田和克(ツカダ)、岩間栄次郎(一真堂).
http://www.sophy.co.jp/

フレンチ ウォッチ&ジュエリー デイズ 展
7月19〜20日 フランス大使公邸

フランス貿易投資庁-ビジネスフランスはFrancéclat*協力のもと、来る7月19日(水)〜20日(木)、フランスの時計・宝飾品のさらなる認知向上と新規顧客開拓を図るため、 展示商談会“フレンチ ウォッチ&ジュエリー デイズ(FRENCH WATCHES & JEWELRY DAYS IN TOKYO)”を開催します。
この展示会では、100年以上の歴史を持つ工房から、新進気鋭のデザイナーブランドまで、時計ブランド6、ジュエリーブランド6、計12ブランドを、フランス大使公邸というラグジュアリーな空間で日本の時計宝飾業界に紹介するもの。

名称:フレンチ ウォッチ&ジュエリー デイズ /  FRENCH WATCHES & JEWELRY DAYS IN TOKYO
日時:7月19日(水)14:30 – 18:00、7月20日(木)10:00 – 17:30
会場:フランス大使公邸 (港区南麻布4-11-44)
主催:在日フランス大使館 貿易投資庁-ビジネスフランス
https://forms.office.com/e/GCVK0cDVRH

06/16(Fri) 「ロイヤルジュ エリーコレクションTOKYO」
東京貴宝だからこそ出来る業界最大のビッグイベント

東京貴宝 梶i東京都台東区、政木喜仁社長)は、コロナ禍中は各種取り組みが出来ずにいた、「ロイヤルジュ エリーコレクションTOKYO」を、今年はイベントを盛り込んだ盛大な催しにすると、6月6日に記者発表を開催した。
 政木社長は「お陰様で今年で41回目を迎えます。昨年は節目の40回でしたが、大々的に行うことができませんでした。今年はようやくコロナも明け、昨年まで出来なかった色々なイベントなどで盛大なロイヤル会の再開の年にしたいと思っています」との意気込みを 語り、続けて「それに向け、創作活動 40周年を迎える梶光夫先生と、弊社のルシオラの25年目、そしてラストイヤーとなる夏樹陽子先生のお二人に相談したところ、大きく盛り上げて行きましょうと力強いお言葉を頂き、今回は両ブランドを大きくメインに取り上げた企画を考えました」と説明した。また最後に「やはり多くのお客様がロイヤル会を楽しみにしていますし、小売店様をはじめ、取引先様にも喜んでいただけるよう、これまで以上に盛り上がるロイヤル会にするための準備を進めています」と述べ、集客と売上はコロナ前の水準に戻し、さらにそれを越えるよう、社員一同が一丸となって頑張っていくとした。
 今年も、東京プリンスホテル2階全フロアを貸し切り、7月8日・9日の2日間に開催する。時間は10時〜19時。出展ブランドは34 ブランド・45コーナー。 「ECREV」、「SAKURA DIAMOND」、「LUCCIOLA」をはじめ、ダイヤモンド、カラーストーン、パール、珊瑚、カメオ、デザイナーズブランド、地金ネックレス、メガネ、ハンドバッ ク、宝石絵画などが展示される。
 またシンボリックブランドとして、今年で創作活動40周年となる梶光夫氏と、今年度が「ルシオラ」として最後の創作活動となる夏樹陽子氏の2大ブランドにスポットを当てる。  梶氏は、ロイヤル会がスタートした1983年から今回まで長きに渡り連続して出展しており、各コレクションから40周年記念ジュエリーを発表する。
 夏樹氏は、ジュエリーを身に着けることで笑顔になり、日々明るく幸せな気持ちで過ごしてもらいたいという想いはこれからも変わらないとするが、芸能活動45周年、ルシオラをスタートしてから 25周年を迎える今年がラストイヤーとなる。
 なお会場では1日1回の限定で、両氏によるスペシャルトークショーが開催される(14時より)。ジュエリーデザインと芸能界の第一線で活躍された2 人の特別対談は貴重なものとなる。
https://www.tokyokiho.com/

06/16(Fri) ガビ・トルコフスキー逝去
世界で最も著名で、また尊敬されているダイヤモンドカッター

 世界で最も著名で、また尊敬されているダイヤモンドカッターのひとり、ガビ・トルコフスキー(Gabriel S. Tolkowsky)が、5月28日、 84歳でこの世を去った。
 ガビ・トルコフスキーは1939 年、イスラエルのテルアビブで、ダイヤモンド産業の名門であるトルコフスキー家に生を受けた。ガビ氏はイスラエルでダイヤモンド研磨工場を経営していた父、ジーン・トルコフスキーからこの仕事を学び、その教育は世界で最も有名なダイヤモンドを研磨するキャリアを築くきっかけとなった。
 「毎日、仕事が終わると父はダイヤモンド研磨について学びに来た世界中の人々とともに工房から帰宅し、私たちの1つの大きなリビング兼寝室兼ダイニングルームに座っていました」と、ガビ氏はシンガポールのストレーツ・タイムズ紙との2008年のインタビューで語っている。
 父ジーン・ト ルコフスキーと彼のいとこは、1932年にアントワープからパレスチナ(現在のイスラエル)に移住した。ジーンはこの国でダイヤモンドの研磨事業を取り入れた最初の人物となった。「当時は電気がなかったため、ダイヤモンドを研磨するには自転車を使って砥石を回す必要がありました。イスラエルで最初にダイヤモンド産業に従事した人々の多くは私の父の生徒でした。私は父から自分の仕事を学びました。そしてこのような貴重な機会を得られたことを誇りに思っています。」とガビ氏は語っている。
 1975年から1995年まで、ガビ氏は、デビアスの子会社で製造部門であるディアトラダ社(現在は存在しない)で会長兼社長を務めた。また彼は、デビアスが創業100周年を記念して1991年に発表した 273.85ctsのザ・センティナリーダイヤモンドをカットしたことで名声を得た。
 このザ・センティナリーをカットするにあたり、何ヶ月もの間ガビ氏は「ただ眺めていただけだった」と2000年のインタビューで語った。「一日中見ていました。夜にも。日中は私がダイヤモンド(原石)を見て、夜にはダイヤモンド 私を見ていました。(カットの)答えを探していたので、私は眠れませんでした」と、ガビ氏は当時を振り返った。
 ストレーツ・タイムズ紙によると、デビアスがこの歴史的なダイヤモンドを研磨すると発表した後、ガビ氏は妻とともに報道記者から身を隠さなければならず、結局ケープタウンの人里離れたホテルの地下にある非公開の部屋に滞在することになったという。その後、彼は厳重なセキュリティを備えた地下施設で、このダイヤモンドのカットに3年を費やした。そうして研磨されたザ・センティナリーダイヤモンドは後にロンドン塔にも展示された。彼はまた、デビアスのために545.65ctsのザ・ゴールデンジュビリーダイヤモンドをもカットしている。
 この2つのカットはwatch-jewelry-onlineで 閲覧可能=QRより。 また、ダイヤモンド専門商社で、日本で唯一のパート ナーとなっている晦Pの広報担当者は「ガビ氏のダイヤモンドに対する愛情、情熱、理念は30年を超える長年のパートナーシップを通し、晦Pの理念として深く刻みこまれております。私たち晦Pは、 ガビ・トルコフスキー氏のダイヤモンドに対する情熱に深い敬意を示すと共に、ガビ・トルコフスキー氏の遺志を受け継ぎ、 ガビ氏が生み出し愛したユニークなダイヤモンドの輝きを今後も広く伝えてまいります」とコメント。
 特別な輝きを生み出すガビ・トルコフスキーの特別なダイヤモンドカットは、生前ガビ・トルコフスキーが監修し、その技術を継承し認められた工場と職人に引き継がれているという。 ガビ・トルコフスキー氏のご冥福を。
https://www.gabitolkowsky.com/

06/16(Fri) ガビ・トルコフスキー逝去
世界で最も著名で、また尊敬されているダイヤモンドカッター

 世界で最も著名で、また尊敬されているダイヤモンドカッターのひとり、ガビ・トルコフスキー(Gabriel S. Tolkowsky)が、5月28日、 84歳でこの世を去った。
 ガビ・トルコフスキーは1939 年、イスラエルのテルアビブで、ダイヤモンド産業の名門であるトルコフスキー家に生を受けた。ガビ氏はイスラエルでダイヤモンド研磨工場を経営していた父、ジーン・トルコフスキーからこの仕事を学び、その教育は世界で最も有名なダイヤモンドを研磨するキャリアを築くきっかけとなった。
 「毎日、仕事が終わると父はダイヤモンド研磨について学びに来た世界中の人々とともに工房から帰宅し、私たちの1つの大きなリビング兼寝室兼ダイニングルームに座っていました」と、ガビ氏はシンガポールのストレーツ・タイムズ紙との2008年のインタビューで語っている。
 父ジーン・ト ルコフスキーと彼のいとこは、1932年にアントワープからパレスチナ(現在のイスラエル)に移住した。ジーンはこの国でダイヤモンドの研磨事業を取り入れた最初の人物となった。「当時は電気がなかったため、ダイヤモンドを研磨するには自転車を使って砥石を回す必要がありました。イスラエルで最初にダイヤモンド産業に従事した人々の多くは私の父の生徒でした。私は父から自分の仕事を学びました。そしてこのような貴重な機会を得られたことを誇りに思っています。」とガビ氏は語っている。
 1975年から1995年まで、ガビ氏は、デビアスの子会社で製造部門であるディアトラダ社(現在は存在しない)で会長兼社長を務めた。また彼は、デビアスが創業100周年を記念して1991年に発表した 273.85ctsのザ・センティナリーダイヤモンドをカットしたことで名声を得た。
 このザ・センティナリーをカットするにあたり、何ヶ月もの間ガビ氏は「ただ眺めていただけだった」と2000年のインタビューで語った。「一日中見ていました。夜にも。日中は私がダイヤモンド(原石)を見て、夜にはダイヤモンド 私を見ていました。(カットの)答えを探していたので、私は眠れませんでした」と、ガビ氏は当時を振り返った。
 ストレーツ・タイムズ紙によると、デビアスがこの歴史的なダイヤモンドを研磨すると発表した後、ガビ氏は妻とともに報道記者から身を隠さなければならず、結局ケープタウンの人里離れたホテルの地下にある非公開の部屋に滞在することになったという。その後、彼は厳重なセキュリティを備えた地下施設で、このダイヤモンドのカットに3年を費やした。そうして研磨されたザ・センティナリーダイヤモンドは後にロンドン塔にも展示された。彼はまた、デビアスのために545.65ctsのザ・ゴールデンジュビリーダイヤモンドをもカットしている。
 この2つのカットはwatch-jewelry-onlineで 閲覧可能=QRより。 また、ダイヤモンド専門商社で、日本で唯一のパート ナーとなっている晦Pの広報担当者は「ガビ氏のダイヤモンドに対する愛情、情熱、理念は30年を超える長年のパートナーシップを通し、晦Pの理念として深く刻みこまれております。私たち晦Pは、 ガビ・トルコフスキー氏のダイヤモンドに対する情熱に深い敬意を示すと共に、ガビ・トルコフスキー氏の遺志を受け継ぎ、 ガビ氏が生み出し愛したユニークなダイヤモンドの輝きを今後も広く伝えてまいります」とコメント。
 特別な輝きを生み出すガビ・トルコフスキーの特別なダイヤモンドカットは、生前ガビ・トルコフスキーが監修し、その技術を継承し認められた工場と職人に引き継がれているという。 ガビ・トルコフスキー氏のご冥福を。
https://www.gabitolkowsky.com/



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