 | 2014年からザータリ難民キャンプの子どもたちの支援を続けてる
2011年3月のシリア内戦の勃発から12年余りが経ち、その間に550万人を越える人々が難民となった。2012年に設営されたヨルダンのザータリ難民キャンプには現在 82,000人以上が暮らしている。 教育の価値を強く重んじる「ブルガリ」は、セーブ・ザ・チルドレンを通して2014年から ザータリ難民キャンプの子どもたちの支援を続け、2017年からは約55,000人が暮らすアズラク難民キャンプでも支援を開始した。ブルガリとセーブ・ザ・チルドレンは、より大きな資金援助の一環として行われた累計600万ユーロに上る寄付金により4つの幼稚園を 支援し、教育支援と心理的支援、基本的ニーズのケア、普段の生活における保護を行い24,000人以上の危機的な状況にある子どもたちの生活を向上させてきた。 学校教育の優先対象外であるためにニーズが見過ごされがちな未就学年齢の子どもたちを対象に、ブルガリとセーブ・ザ・チルドレンは4つのアーリー・ラーニングセンター(ELC)を立ち上げた。この4つの幼稚園では、読み書きや計算だけでなく子どもたちの認知能力、社会性、感情の健康を育むよう考えられた、年齢に応じた活動が行われている。ここに通う家族はそれぞれ異なる事情を抱えている。16歳の時に戦火を逃れたムンハダ氏は、3人の子どもの勇敢な母だ。多血症を患う4歳の息子ヌール氏とELCに通い始めて2年目となりヌール氏の学習能力やスキルが向上していく様を見てきた。セーブ・ザ・チルドレンの包括的アプローチにより、より良い子育てと積極的な母子交流の支援を受けられただけでなく家庭学習を支援する専用ツールも使用することができた。また、小さな子のそばにいるのは母親ではないこともある。 7歳でキャンプに入った16歳のラシャ氏はセーブ・ザ・チルドレンアドルセントガールズ・エンパワーメント・レッド(AGEL)センターに通うことにより大きな変化を経験している。センターへの入学は弟がELCレインボーセンターに通っていたことにより実現したチャンスだった。エンパワーメントを通じ、15歳の友だちの意思に反した結婚を止めることにも成功した。 彼女はこれからも自分の幼い兄弟たちだけでなくコミュニティに良い影響を与える存在であり続けるでしょう。セーブ・ザ・チルドレンとの長きにわたるパートナーシップを誇るブルガリは「セーブ・ザ・チルドレン」ジュエリーコレクションの売上を通じ累計1億ドル以上をセーブ・ザ・チルドレンに寄付し、世界中で200万人以上の恵まれない子どもたちに支援を行っている。 https://www.bulgari.com/ |
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