 | 83キロとそのスピード感はまさに鳥になった
グリンデルワルトからロープウェイで結ぶ絶景パノラマビューで有名なフィルストに8月4日、新アトラクションが誕生。アルプスを優雅に舞うイヌワシのようにハングライダーの要領で、シュレックフェルト=フィルスト間の約800メートルを上り下りする。上りで時速72キロ、下りで83キロとそのスピード感はまさに鳥になったような感覚。大空を飛ぶスリルと爽快感ですでに話題となっている。 4人乗りの特製グライダーは、翼を広げると2m以上になる、スイスに生息する野鳥の中でも最大という「シュタインアドラーSteinadler(イヌワシ)」を模したもので、まさに鳥になってアルプスの大空を飛ぶ体験ができる。 この手のアトラクションは現在世界でも8カ所ほどしかないといわれている。とくに、標高約2000メートルのアルプスの中心地で、雄大な絶景のなかで飛行するというロケーションはほかにない。また、下りで時速83キロ、上りでも時速72キロのスピードを実現したのも特筆なもの。 花々が咲き誇る初夏から白銀の世界が広がる冬まで、フィルスト・ロープウェイが運行している期間であれば、毎日楽しめるアトラクションだ。 |
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