HOME管理一覧

のせりえの「カラーストーンがおもしろい」

■険しき道もカラーストーンを心友に 歩み、進もう! ■2008年2月12日 火曜日 6時3分5秒

最近、とても気持ちが救われた一節があります。
「宝石は無機物ですが、人間と関わることによって、真の宝の石となるわけです。」
この一文に、私は宝石を扱う者として、迷う心をどこへ持っていくと良いのか、気づく事ができました。 宝石=手の届かない高価なもの また、日常生活にとりわけ必要性を感じない人が増えているという意見を耳にして、ここのところ宝石商としての志に自信をなくしておりました。そんなときに、本棚の中の『宝石道 感受性の価値観』という本を開いてみたのです。登場なさる賢人の方々のご意見が、何とも心に染み入り、大変感銘を受けました。日本人としての良き習慣や強い精神を、宝石の中に映し、広めることに尽力された著者の意思に敬意を表し、これからも大切に愛読させて頂きたい本です。
この本の中で私は、「宝石は人間と関わる事によって、真の宝の石となる」という考えに救われました。なぜなら、カラーストーンが心の支えになり、お守りや、元気の源として、その人の人生に無くてはならないパートナーの存在であれたら、カラーストーンは多くの人の日常生活に自然に必要とされるようになると思ったからです。
初めて宝石を手にされる方でしたら、こんな選び方はいかがですか?
カラーストーンは色石ですから、色を楽しむための宝石です。あなたの一番好きな色は、何色ですか?癒される色は?元気が出る色は? 単純に、心にピンと来る色を選ぶ。それだけで、その宝石とあなたとの接点(関わり)が生まれます。今注目を浴びているのが、自分の内面性と調和するカラーストーンを心理テストからいくつか選び出し、それを組み合わせてジュエリーを作ること。この様に、オーダーメイドに求められるスタイルも、見た目だけではなく、そこに込められた「自分と宝石との特別な関係」に大きな意味を感じる時代になってきているようです。そして、もうひとつ重要なのは、どこで誰から買うかということではないでしょうか。例えば、そのブランドのコンセプトが自分に響くかどうか、またデザイナーはどんな人で何を思いながらこのジュエリーを作ったのかといった情報が、買う側にとっての一番大きな興味となります。そこの部分の感性が自分と合うことが分かれば、安心してお買い物ができることでしょう。 私もジュエリーヘビーユーザーの一人として、その良さを語り、1人でも多くの方に「自分だけの真のカラーストーン」とめぐり逢って頂けるよう、努めていきたいです。 「カラーストーンっておもしろい!」そう思って下さる方が増えますように、心より願っております。
(ジュエリーデザイナーのせりえrienose@sb4.so-net.ne.jp)
■心地良いジュエリーとは? 来春のトレンドカラーに注目!です。 ■2008年1月31日 木曜日 4時56分13秒

2007−08秋冬パリコレクションでは、シャネルやディオールをはじめ、いくつかの名門ブランドが、「伝統を見つめ直し、それを進化させる事」をキーワードにして、自社の原点に立ち返ったコレクションを披露しました。今ではブランドの顔とも呼べる定番品が、新しく生まれ変わり、その美しさに改めて顧客の層が広がりを見せています。ここ数年は、このような「温故知新」をテーマにしたコレクションが多く見受けられます。確かに、素材や色において流行を捉えていながらもデザインが定番ラインのアイテムには、「斬新さと安心感」の両方が感じられて、ついつい購買意欲がかきたてられます。 そして、「沢山のカラーバリエーションの中から選ぶ事ができる」という感覚も、自分らしさを大切にする現代の女性の心を掴んでいるのだと思います。 ジュエリー業界においても、今は目新しい色使いでシンプルなデザインのジュエリーに人気があるようです。また、デザインコンセプトや込められた意味に共感して選ぶ女性も多いのではないでしょうか?

暖かみのある明るい色をアクセントにすると綺麗です

今、女性にとっては“見せるジュエリー”から、“自分が着けていて心地良いジュエリー”へと嗜好が移って来ています。 その心地良いジュエリーとは、どのようなジュエリーとして提案すると良いでしょうか? おそらく上記にも述べましたように、定番のデザインながらもファッションの中で映える、トレンドカラーを意識したジュエリーならきっと私たちの気持ちに応えてくれると思います。 流行色は世界中でほぼ同じ色目が流行しますので、アパレルをはじめ、靴やバッグ、メイク、TVCMの背景、ポスター、様々なところでその色を目にする訳ですから、新鮮さと親しみを感じられるのです。
では早速、2008年春夏のトレンドカラーにヒントを頂きましょう。 引き続き、グレイ系をベースにしたファッションが流行する来春は、暖かみのある明るい色をアクセントにすると綺麗です。たとえば、ライトイエローやライトイエローグリーンのようなさわやかな柑橘類を思わせる色です。イエローサファイアや、ペリドットはいかがですか。 また、パステル系のピンクやオレンジもトレンド感たっぷりで、もっとも来春らしい色です。こちらは、モルガナイトやピンクサファイア、ファンシーサファイアやオレンジムーンストーンなどがイメージにぴったりだと思います。ディスプレイも含めて、トータルにトレンドカラーを演出する事によって、より強いイメージとして心地良さを伝えて頂けたらと思います。(ジュエリーデザイナーのせりえrienose@sb4.so-net.ne.jp)
■〜「色」だけではなく「光る」という素質〜 ■2007年10月18日 木曜日 14時46分50秒

例えば、ピンク サファイア。さくらの花びらのようにかすかにピンク、それでいて内面のカットに反射した光が、あふれるほど強く輝くピンクサファイアがあります。ソメイヨシノのピンク、八重桜のピンク、桃の花のピンク、と白い机の上に、それぞれに美しいピンクのルースを並べて見ては、その姿に感激しています。

「色」だけではなく「光」でも魅せる宝石。 一般に、色が淡くなると白っぽくぼやけた印象のものが多いですが、インクルージョンが無く、透明でクリアな逸品にはまた格別の美しさがあります。こうなると産出する数も少なくなりますから、十分に価値のある宝石として楽しむことができます。ブルーサファイアやタンザナイトにおいても、いつもよりも淡い色に眼を向けてみて下さい。青の宝石の中でも色の成り立ちの違いがわかり、面白いです。

アクアマリンにおいては、本当に水の結晶のようで、その水色のバリエーションがそれは豊富で、見ているとうれしくなります。 グリーンガーネット、イエローサファイア・・・と、パステル・カラーの美しいカラーストーンは、他にも沢山あります。今一度、貴石・半貴石という学術的な区別にとらわれずに、ぜひ自分が美しいと感じる審美眼を信じてみてください。宝石を見る視線の幅が広がると、次々とアイデアが湧いて来ることでしょう。

私は自身の作品の中で、パステル・カラーの宝石を好んで使っています。 すると「これは、何の宝石ですか?」とよくご質問を受けます。先ず目にそのきらめきと、「目新しい色」が飛び込むこと。これが大切だと思います。 まずは見る人に、新鮮さを感じて頂きたいです。その工程には、カラーストーンの奥深さを心から感じて頂ける、新しい発見がある事でしょう。 そして、「色石はちょっと・・」と何かしらの固定観念を抱いていらっしゃる方にも、淡い色合いのジュエリーなら、無理なくファッションに取り入れて頂けると思います。 パステル・カラーというと、甘い・優しいイメージですが、放つ光に力強さがあれば、デザインの中で、またカットの形や色同士の組み合わせの中で、スポーティーにも、クールにも演出可能です。

「カラーストーン」といえば赤、青、緑、だけではないことを、もっともっと広く知って頂き、「色」だけではなく「光る」という素質を合わせ持つカラーストーンにもっと「評価の眼」を向けて頂けたらと思います。(ジュエリーデザイナーのせりえrienose@sb4.so-net.ne.jp)
■自分に似合う色「パーソナルカラー」をご存知ですか? ■2007年9月25日 火曜日 16時9分53秒

パーソナルカラーでは春・夏・秋・冬の4つのタイプ(4シーズン)に分類

街には秋物のファッションが並び、ショーウィンドーは新しい季節への期待感があふれています。各ブランドが、こぞって秋冬の流行色で自信作を飾る中、私ならこの秋はどんなファッションをしようかしら・・と購買意欲の高まる時期ですから、より魅力アップにつながるお買い物がしたいものですね。
そこで有効なのが、「パーソナルカラー」です。パーソナルカラーとは、「その人を最も魅力的に見せてくれる色」のことです。つまり、「自分に似合う色」を知り、効果的に使えば、自分をよりきれいに演出できる方法です。その診断方法はとても理に叶っていて、その人の生まれながらに持っている、髪・瞳・肌の色と、その人の全体的なイメージを見た上で、カラードレープと呼ばれる布を使って顔映りを診断し、似合う色のタイプを決定します。
パーソナルカラーではそのタイプを季節にたとえて、春・夏・秋・冬の4つのタイプ(4シーズン)に分類しています。男女・年齢を問わずに用いる事ができ、近年では、ドラマや映画の中で登場人物のキャラクターやイメージ作りにおいて、パーソナルカラーの使い分けがよく見られます。
私たちはジュエラーとして、パーソナルカラーを次のように活かす事ができます。
各シーズンの代表色をカラーストーンで表現してみましょう。「似合う色」を「似合う色のジュエリー」に置き換えて、提案してみてはいかがでしょうか。

<ブルー・アンダートーン>・・・地金はプラチナ、ホワイトゴールドが似合います。
◆ 冬(ブリリアントウインター / ハードで華やか)タイプの方には
鮮やかな原色の宝石が似合います。白/黒のモノトーンや、透明でかすかに色づいた淡い色の宝石も素敵です。
◆ 夏(パステルサマー / ソフトで落ち着き)タイプの方には
やわらかなパステルカラーの宝石が似合います。中でも、ブルー・ラベンダー・ピンクの宝石や、乳白色の宝石も素敵です。
<イエロー・アンダートーン>・・・地金の色はゴールドが似合います。
◆ 秋(ディープオータム / ハードで落ち着き)タイプの方には
紅葉の色、イエローやオレンジの宝石、森の木々の色、黄緑や深いモスグリーンの宝石が似合います。大地の色、ブラウン系の宝石も素敵です。
◆ 春 (ブライトスプリング / ソフトで華やか)タイプの方には
濃すぎず、暗すぎず、明るく澄んだ色の宝石が似合います。これらの色(アクアブルー、イエロー、サーモンピンクなど)を多色使いにすると素敵です。
この様に、シーズンの違いによって、似合うカラーストーンも変わります。
特に年齢を重ねる程、似合う色を身につけることが大切になってきます。
ご自身のアンダートーンやシーズンが分かるとカラーストーンの選び方が、必ず今までとは変わる事でしょう。自分からはあえて挑戦しなかった色も、似合う色と聞けば、試してみる勇気が湧いてくるものです。「私に似合う色。」それは人生の楽しみとなり、ファッションと共にジュエリーの購買意欲も、きっと高まる方法であると思います。
☆ パーソナルカラーは、自己診断ができるチャートもありますが、カラリストによる
診断をお勧めしいたします。(ジュエリーデザイナーのせりえrienose@sb4.so-net.ne.jp)
■「あなたにとって、ジュエリーとは何ですか?」 ■2007年7月24日 火曜日 14時8分43秒

「知ること=欲しい気持ち」はダイレクトにつながっているようです。 

おそらく、この問いに対する答えが全てを表わしていて、その人、そのお店、その会社の
これからが見えてくるのではないでしょうか。
市場も今、ジュエリー離れをしてきている人が増えているようです。どうしてなのでしょうか? そこで今回は、ジュエリーの役割について考えてみました。
食べることが出来る訳でもなく、高価であり、日常に便利なものでもない。一体彼らが、私たちの生活において、どのような役割を担うことができれば、市場が賑わうのでしょうか。
ジュエリー離れの理由として思うに、「身につけて楽しんでこそジュエリーである。」ということを言い過ぎているのではないでしょうか?そうすると多くの人にとっては、「身につけていくところが無い=必要性を感じない」という、とても現実的な落とし穴にはまってしまいます。矛盾しますが、身につけることだけがジュエリーの楽しみ方ではないと思います。 
そもそも、非日常的である事がジュエリーの魅力のひとつなのです。素晴らしいジュエリーの展示を見るだけで、本を見るだけで、幸せならそれでいい。見て喜びが得られる、それだけでも十分です。その存在が、その人にとって人生の励みとなり、癒しで在れたらそれでいい。自分の目が美しいと感激し、意味を知り、ときめきを覚えたものを手元において、見て楽しむ。これだけで、そのジュエリーの存在価値は十二分にあると思うのです。アンティークジュエリーやルース、本のコレクターに男性が多いのは、「見て楽しむ」ことが上手なのでしょうね。まずは素直に見て、より好きになることがとても大事です。そして、沢山のジュエリーに触れる機会を持つと、自然と審美の眼も肥えてきます。売る側も買う側も、より広く、より深く彼らのことを知る時間を共に持ち、自分の生活に無くてはならない存在となること。つまり、市場を肥やす真摯な努力や試みが実を結んだ時、本当の賑わいが戻るのではないでしょうか。「今までは、ファッションとしてしかジュエリーを見ていなかった」「欲しい宝石の好みが変わった」と、ジュエリー離れをしていた人もきっと新たな興味を持たれることでしょう。
「知ること=欲しい気持ち」はダイレクトにつながっているようです。(ジュエリーデザイナーのせりえrienose@sb4.so-net.ne.jp)
■2007年秋冬のカラートレンドは、奥行きのある「ダークネスカラー」 ■2007年6月20日 水曜日 13時55分57秒

「ブラキッシュカラーのドレスに、パウダーカラーのジュエリーを」

 ほとんど黒のように見えながら、わずかに色味があるブラッキッシュカラーが第一にあげられます。官能的ともいえるニュアンスのある黒は、神秘的な女性美を際立たせる色といえます。この色のイメージするところから、フェミニンで可愛らしい女性に変わって、神秘的で凛とした女性像が求められる時代のようです。 
先日、ブティックから秋冬物の受注会の案内が届きました。季節はこれから夏を迎えるという時に、ファッション界は早いものですね。確かに、生地や洋服を作り上げる期間を考えると、半年は先を歩まなくては・・。 さて、このトレンドカラー(流行色)というものはいつ、どのように決まるのでしょうか。ファッションカラー誌によると、「インターカラー」という世界で唯一の国際間の流行色選定機構(日本を含む13カ国で構成される)によって会議され、実シーズンに先駆ける約2年前の6月に該当シーズンに向けた春夏カラー、12月に秋冬カラーの選定会議が開催されています。ということは、今年の秋冬の流行色は2005年の12月頃に決定されたものということになります。これらの「流行色」は、当時の世界情勢や、人々の心理などが反映された色であり、未来への希望やテーマが込められた色なのでしょう。 ジュエリーにおいても、ファッション性が求められる近年、流行色に対して、ジュエリーをどの様にコーディネートするとよいのでしょうか?
例えば、今期を代表するアクセントカラーの色をした宝石をコーディネートすると、より今年らしさが強調できます。
 今年の秋冬のトレンド、「ダークネスカラー」や「グレイッシュなパウダーカラー」に合わせる配色として、最も目を引きましたのは、「シャルトリューズ」というイエローグリーンです。この少し褐色を帯びた黄緑色を宝石で表現するなら、「ぺリドットやクリソベリル」
が最適です。レアストーンですが、「スフェーン」も面白いでしょう。
一方、ベースカラーにニュアンスを合わせると、よりこなれた装いになります。 そこで、今年注目したいのは、「淡いパステルカラーをした宝石」です。「タンザナイト、ピンクやイエローサファイア、モルガナイト」など、あくまでも淡い色であることがポイントです。
少し大ぶりで淡く、強い輝きを放つカラーストーンに出会ったら即、手にして下さい。
「ブラキッシュカラーのドレスに、パウダーカラーのジュエリーを」。 アダルトでエレガントな大人の女性にふさわしい、ラグジュアリー・スタイルが完成します。(ジュエリーデザイナーのせりえrienose@sb4.so-net.ne.jp)
■パーソナルな要素を表現できる、それがカラーストーンの魅力です ■2007年5月24日 木曜日 15時13分17秒

「誕生石から始まるカラーストーンビジネス」に

「誕生石を今一度、広く普及したい。」先日、神戸国際宝飾展(IJK)が開催され、私も出展者の一人として、参加いたしました。そこで、多くの方々とのお話を通して感じた事、それは「誕生石の新しい提案」です。
現在カラーストーンを豊富に扱っていらっしゃるお店から、ブライダル専門店、ダイヤモンド専門店の方まで、お客様との今後、そして末永く密な関係であるためにはやはり、カラーストーンが大きな役割を栗たしてくれると、益々の期待が高まっています。ただ、何から薦めたら・・と思っておいでのことと存じます。
確かに、カラーストーンは一筋縄ではいかないところがあります。しかしそれが、本来のカラーストーンビジネスなのです。「1ピースずつそれぞれに他にはない味があること」「こ
の石の代わりは存在しないこと」が一番のプラス要素であり、大きな宣伝や広告などは必要のないことなのでしょうね。

リフォームにもさまざまなアイデア

すべては、「買われる方とカラーストーンとのめぐり合わせ」。ひとつひとつ丁寧に、その出逢いの過程や宝石のエピソード、世界市場でのランクについてなどをお話・説明すること。自分の買おうとする宝石がどのレベルの物かが明確に伝わらなければ、気持ちが動かないでしよう。
そしてもうひとつ、とっておきのプラス要素があります。それは、「パーソナルな要素を宝
石で表現できること」です。そこで、一般的に知名度の高い誕生石を改めて見直してみましょう。ご自身の誕生石の最高のピースをご覧になったことございますか?きっとその素晴らしさに惚れ直し、欲しくなることでしょう。「これは私が持つべき宝石」だと心より感じていただけて、身に着ける満足感を味わえるジュエリーが完成するのです。
誕生石には、その月のパワーが宿ると言われます。自分の目で選んだ12ヵ月、それぞれの宝石を毎月楽しむのも素敵です。結婚10年目の記念として、記念日の月の誕生石を使ったジュエリーはいかがでしょうか。家族の誕生石をいくつか盛り込んだネックレスなど、オーダーメイドの醍醐味でしょうね。ぜひ、リフォームの際のアイデアにも活かして見て下さい。これからの「誕生石から始まるカラーストーンビジネス」に期待したいです。
消費者の皆様はすでに「カラーストーンの本当の良さ」に気づいておいでの方が多いと思います。「あなたから、買いたい。」と言って頂けるジュエラーで有りたいですね。《双子座:(5/22〜6/21)の守護石はメノウ、アレキサンドライトです》。(ジュエリーデザイナーのせりえrienose@sb4.so-net.ne.jp)
■ジュエリーで季節感を十分に演出できると思います ■2007年4月27日 金曜日 18時12分31秒

五月、といえば新緑の清々しいグリーンです

今年の「さくら」もきれいに咲きました。春にこの花を見るたびに、日本の四季のありがたみをしみじみと感じます。また偶然にも「さくら」の色が優しいピンクだからこそ、なお人の心を和ませるのでしょう。
 今月の初めのことです、お客様に「さくら色のスピネル」の指輪をお求め頂きました。「四月にぴったりの宝石ですね」とお話ししていましたら、お嫁さんへのプレゼントにされるとのことでした。季節感のある、素敵な贈り物に、とても感激いたしました。これこそ「日本の心」の贈り方ですね。贈られた方は、さくらの季節が来るたびに、その時の思い出と共に、お母さんのことを想われることでしょうね。 
「季節の色」とりわけ、私たち日本人は、居・食・住に季節を盛り込み、自然との一体感を楽しむことを古来より大切にしてきました。着物の絵柄やかさねの色、食材や盛り付けの器、生け花、掛け軸、和菓子と日本の伝統文化の中には、色濃く「四季」が演出されています。
 現代になって、生活の様式は変わっても、私たちの「好み」として「季節感」はそれぞれのシーンで重要なスパイスです。

『母の日』のテーマカラーは赤色、そう「赤いカーネーション」です

 ジュエリーのシーンにおいて、この「季節感」を演出することは、難しいでしょうか?カラーストーンの「色のちから」を借りると、ファッションのスパイスである、ジュエリーで季節感を十分に演出できると思います。五月、といえば新緑の清々しい緑。ヒスイやグリーンガーネットがぴったりではないでしょうか。一緒に菖蒲の紫、アメシストやタンザナイトを飾るとより一層季節感が感じられる配色になります。そして、もう一つのイベントとして、「母の日」があります。母の日テーマカラーともいえる色、そう「赤いカーネーション」です。「赤」といえば思い浮かぶのは「ルビー」ですが、お母さんの数だけ、その人に似合う「赤いジュエリー」があるはずです。ピンク系から深みの赤まで、赤い色をしたジュエリーがお店を飾るときれいでしょうね。きっと、[私の赤]を楽しみながら見つけて頂ける機会になることでしょう。
日本の各地ではこれから夏に向けて、色々な花が咲き、私たちを楽しませてくれます。藤、さつき、つつじ、牡丹、あじさい、あさがお、ひまわり、と「自然の色」には感動します。
宝石も、考えると、自然の色です。季節と共に、ジュエラーとして、お客様の目を楽しませることができたら、と日々そんなことを考えています。
 「四季の色、行事の色をジュエリーの色に置き換える」これこそカラーストーンを扱う、醍醐味ではないでしょうか。
 きっと、今までとは、違った新しい感覚で、カラーストーンに向き合うきっかけとなることでしょう。(ジュエリーデザイナーのせりえrienose@sb4.so-net.ne.jp)
■根っからのキラキラ美しい物好きだった私 A ■2007年3月22日 木曜日 17時22分26秒

「カラーストーンの虜よ」という人たちの輪を広げたい

 今回は「私とジュエリー」として、私がカラーストーンの虜となった経緯をお話しいたします。
 小学生の頃から、お化粧やオシャレと,身を飾ること大好きだった私。中学生になると、イヤリングやブレスレット、リングと色々なデザインのアクセサリーを祖母や母の真似をしながら、楽しんでいました。お出かけの時にお店にアクセサリーコーナーがあると、必ず見に行って、その中でお気に入りを見つけては、お小遣いを使っていました。最終的に候補に残った二つのデザイン、さて「どっちがより自分に似合うのか」なんて、心底真剣に選んでいました。(笑) 振り返ると、こんなエピソードもありました。私が三歳の時、おもちゃのアクセサリーがいっぱい入った箱を開けて、「パパ、売るもの無くなったら私の宝物貸してあげるね」と言っていたそうです。根っからのキラキラ美しい物好きだったのでしょうね。

16歳の誕生日に初めて本物のジュエリーを

 宝石商の家に生まれた私も、本物のジュエリーに触れる機会は遅く、16歳の誕生日に初めて本物のジュエリーを両親からもらいました。ゴールド台のロードライトガーネットの指輪でした。なんだか特別な気がして、嬉しかったのを覚えています。身につけると、レディの仲間入りができたような・・そんな気分になれました。この指輪は、「マイ・ファーストジュエリー」として今も私の宝石箱に大切に入っています。「いつか、自分でジュエリーをデザインしてみたい・・」、その夢が叶った今、私は、ジュエリーデザイナーのお仕事を心より楽しんでいます。
何がそんなに楽しいのかと申しますと、私は「カラーストーンのルース」を見つめて色々なトリップを楽しみます。ルースを見つめていると、どこへでも、どの時代へも行くことができることです。イマジネーションがいっぱい浮かんできます。それから「美しいカラーストーンのルースを手に乗せた時の感動」は、他の何にも変えられません。それは、デザインや枠に捉われることも無く、私の指や手のひらと何の距離も無く存在するのです。その「素直な美しさ」に私はすっかり「虜」になりました。業界の中においても、この「ジュエリーの状態では決して味わうことができない素直な美しさ」を感じて頂ける機会が持てたら、もっともっとカラーストーンのファンが増えると信じています。
「ルースを手のひらに」を合言葉に「私もカラーストーンの虜よ」という人たちの輪を大きくして行きたいですね。(ジュエリーデザイナーのせりえrienose@sb4.so-net.ne.jp)
■ジュエラーがジュエリーのファッション・リーダーに @ ■2007年3月22日 木曜日 17時19分36秒

女性が「ファッションの一部としてジュエリーを楽しむ」時代

「ダイヤモンド熱は冷めやらず」の市場ですが、ダイヤモンド・リピーターや、ファッションに敏感な人たちの中には、そろそろ本気で「カラーストーンを楽しみたい」という要望が強まって来ているようです。
街やデパートには春物のお洋服や小物が並び始め、女性ならきっと目に新鮮に映る色の前で、自然と足が止まることでしょう。この、「新鮮に映った色」これがトレンド・カラー(流行色)です。ファッションの分野に於いては「色」が何よりそのシーズンの特徴を伝えます。では、私たちジュエラーは何を「旬」として提案できるのでしょうか。ジュエリーの最も優れた長所、それは人の心を捉える「色」と「輝き」であることは、私たちが一番の理解者ではないでしょうか。とすると、カラーストーンは、流行にそって提案できる、とても面白い存在と言えるでしょう。女性が「ファッションの一部としてジュエリーを楽しむ」時代の今こそ、私たちジュエラーがジュエリーのファッション・リーダーとしてカラーストーンの楽しみ方を語り、伝え、魅せる時だと強く感じています。

春夏ファションには、カラーストーンがキメ手

カラーストーンもディスプレイの際に、宝石の名前でくくって並べずに、春夏の流行色でコーディネイトしてみてはいかがでしょうか。トレンド・カラーのクロスにジュエリーを並べて、雑誌の切り抜きを額に入れて飾ったり、アクセント・カラーの装花をあしらったり・・。旬のコーディネイトを完成させる秘訣はベース・カラー(基礎となる色)とアクセント・カラー(さし色)のバランスです。
2007年春夏のファッション・スタイルのイメージワードは、ダイナミック・ロマンティックモダン・スポーティです。トレンド・カラーは、《ベース・カラー》として、@ベージュ、スキンカラー、Aモーキーなパステルカラー、Bシルバーメタリック、《アクセント・カラー》として Cレッド/オレンジ、ピンク/フクシャピンク、ブルー/マリンブルー、イエロー/イエローグリーンです。では、カラーストーンをコーディネイトして見ましょう。

この春一番のトレンド・カラーは、同系色や同トーンのジュエリー

この春一番のトレンド・カラー、@、Aのベージュやパステルにはあまり主張しない、同系色や同トーンのジュエリーが今年流です。淡いイエローサファイアやシトリン、キャッツアイ、スモーキークオーツ、ローズクオーツ、トパーズ、モルガナイト、淡いブルーサファイア、ゾイサイト、ゴールデンサファイアなどが良く似合うでしょう。
地金は、ゴールドならマットなつや消しがより素敵です。カーキやこげ茶、黒などの濃い色のファッションには、Cのアクセント・カラーを効かせます。ルビーやレッドスピネル、オレンジサファイア、ピンクサファイア、ルべライト、ブルーサファイア、ターコイズ、トルマリン、イエローサファイア、クリソベリルなどの鮮やかなカラーストーンを組み合わせます。
この、アクセント・カラーはディスプレイにおいても新鮮さを与えてくれることでしょう。ぜひ、春のファッションと、カラーストーン・ジュエリーのコーディネイトを提案してみて下さい。(ジュエリーデザイナーのせりえ:rie-nose@sb4.so-net.ne.jp)

Copyright (C) 2005 WEB