96の国と地域から22,892人が来場し60%以上が香港以外の国からの来場者
6月に香港で開催した B2Bの国際宝飾見本市「Jewellery& Gem ASIA Hong Kong」(JGA)には、4日間で96の国と地域から22,892人が来場し、前年度を上回った。
その内の60%以上が香港以外の国からで、特にアジアからの来場者が伸びているとし、中国本土、インド、日本、韓国からのバイヤーが多いという。加えて、カナダ、イタリア、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、英国、米国などの他エリアからのバイヤーも来場者数を押し上げたとした。
Informa Markets Jewelleryの担当ディレクター、セリーヌ・ラウ氏は「多くのバイヤーは緻密な計画を立て来場し、従来のサプライヤーを訪問し、新しいメーカーを見つけ、最新策を仕入れ、市場の情報を取得し、人間関係を構築し、計画したすべてを手に入れています」と話した。 Informaの画期的な取り組みの一 つは、Cloud OriginalのLiu Chuandong氏をグループ初の「ライブストリーミング大使(中国)」に任命したこと。このパートナーシップは、中国本土におけるライブストリーミングの人気の高まりを活用し、 JGAのリーチを物理的な展示会場を超えて拡大することが目的だ。イベント期間中、Cloud Originalは、エントリーレベルのジュエリーを取り上げたライブ 販売 セッションを実施した。 Informaは、従来の見本市を再定義し革新的なアイデアで業界をリードしている。9月に開催される 「Jewellery & Gem WORLD Hong-Kong」(JGW)にも新しい先駆的な要素ライブ・セラーを導入する。ライブ・セラーは、e-tailerのような明確なタイプのバイヤーであるとし、彼らが適切なプラットフォームを利用し、業界や製品の知識にアクセスできるようにすることは、顧客を惹きつけて成功するために不可欠だとする。さらに同社は、このソーシャル・セラー・プログラムを、後に他の国や地域にも拡大する予定だとした。
来年のJGAは、6月19日から22日までHKCECで開催される。