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時計美術宝飾新聞と宝石の四季では、このほど共同で真珠に対するアンケートを行いました。
好きなアイテムから手入れ法まで16項目で実施、真珠のジュエリーにおける消費者の意識を紹介します。
回答数は561名でした。

 




 
半数が「最低ひとつ」は持っている
真珠のジュエリーをいくつお持ちですか。

現在持っている真珠のジュエリーの個数を聞いたところ、「1〜3個」と回答した人が最も多く49%と約半数に上りました。「真珠のジュエリーは最低ひとつは持っているべき」という言い方がありますが、それを物語っているような結果といえるでしょう。しかしながら「持っていない」とした人も30%おり、これは年代の若い人ほどそうなのかもしれません。「4〜5個」が15%で、それ以上となると回答率は1ケタとなっています。




やっぱり冠婚葬祭向き?
ふさわしい場所・時

「冠婚葬祭」が51%で半数を超えました。次いで「入学式」28%。「カジュアルシーン」は12%、「オフィスシーン」は7%でした。カジュアル、オフィスの結果は“健闘”?

 

それぞれの年代にそれなりの似合い方
真珠が似合う年齢

もう少し高年齢向きという結果かと思いましたが「30〜40代」が31%でトップでした。これに「すべての年代」という回答が28%で迫っています。次いで「40〜50代」25%、「50〜60代」7%、「20〜30代」6%などとなっています。「すべての年代」の回答の多さを考えると、真珠はそれぞれの年代にそれなりの似合い方があるということになるのかもしれません。

高まる認知率「真珠婚」
「真珠婚」をご存知ですか?

昨年から「真珠婚キャンペーン」が展開されていますが、今回のアンケートでは真珠婚の知名度56%と、他の調査と比較し高くなっています。この認知率をキャンペーンにどう結び付けていくかが大きなポイントでしょう。


必需品イコール好き、とは限らない?
好きな真珠のアイテムは?

これは予想通り「ネックレス」が59%で断トツでした。59%という数字が高いのか低いのか。“必需品”イコール好きなアイテムとは必ずしもならないのでしょうが、そう考えるとこの59%は妥当なところといった感じ。その他のアイテムでは、「ピアス」が11%だった他は1ケタ台の回答でした。



 

 

接戦!
イメージする言葉

こちらは接戦。「清楚」33%、「高貴」21%、「エレガント」18%、「優美」13%、「シンプル」10%、「ナチュラル」4%。いずれもうなずけます。

5〜15万円が40%
自己購入する際の価格帯

「5〜15万円」が40%でトップ。次いで「1〜5万円」が35%となり15万円以下で7割を超えました。「15〜30万円」が15%で、30万円以上とした人は1ケタ台。

ダイヤが1位で珊瑚が2位
真珠に合う宝石は

「ダイヤモンド」がトップの44%とうなずける結果ですが、2位には「珊瑚」(13%)が入り、ルビー、サファイア、エメラルドなどの“人気者”を抑えています。その他、ブルートパーズ、アクアマリン、ガーネット、トルコ石、アメシスト、アレキサンド、ぺリドット、トルマリンなどさまざまな名前が挙がっています。その一方では「真珠のみがいい」とする人が約4%ありました。