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時計美術宝飾新聞では今年2〜3月に本紙ホームページ「e-tkb.com」においてジュエリーに関するユーザーアンケートを実施しました。20代から60代以上までと幅広い年齢層から659名の回答があり、ブランドに対する意識や購入の際の基準、また気になるアイテムなど、さまざまなユーザーの思いがうかがえます。

 

 
 
「特にない」がトップ?
好きなジュエリーブランドは?
 
好きなジュエリーブランドを聞いたところ、意外?にも「特にない」が24%でトップという結果になりました。2位は「ティファニー」で、今回の調査においては断トツでした。回答率は21%でトップに迫る勢いとなりました。上位にはブルガリ、カルティエ、シャネル、クリスチャンディオールなどが入っていますが、4℃、ミキモト、スタージュエリーといった国産ブランドの健闘も目立ちました。


 
「専門店」か「デパート」で
ジュエリーの購入場所

ジュエリーの購入場所は「専門店」が44%でトップでした。前回調査では専門店、デパートがそれぞれ32%ずつでしたが、今回はデパートの36%を上回り専門店が単独首位の結果です。量販店、インターネットはともに1ケタにとどまりました。「専門店」という概念はブランドショップなどが含まれる等、従来のものとは違ってきているのかもしれませんが・・・。


 
1%差でペンダントがトップ
身に着けるジュエリー

わずか1%の差ですがトップは「ペンダント」、2位は「リング」で、前回調査の結果とは逆転です。続いてピアス(19%)、ブレスレット(13%)で、回答率は各アイテムとも大きな変化は見られませんでした。


 
7割が誕生石に興味あり
誕生石に興味はありますか?

「はい」が7割を超え、誕生石への興味は依然強いものがあります。この結果からも、誕生石を意識した商品開発、セールスプロモーションがもっとあってもよいのではないでしょうか?
ペンダント人気ここでも
欲しいアイテムは

この質問においても「ペンダント」が36%でリングを抑えトップとなりました。ペンダント人気が高まっているようですが、男性からの支持も多いのではないでしょうか。ブレスレットがリング(28%)に迫る20%を獲得しています。

 


デザインがトップ、その一方で・・・
購入するポイント

ジュエリーを購入するポイントは「デザイン」(39%)「価格」(29%)「宝石の質」(19%)の順で前回調査と変わりませんでした。デザインが予想通りのトップですが、その一方で「宝石の質」が上位に定着してきた感があり、ユーザーの商品選びに対する目が厳しくなってきていることをうかがわせます。
 

プレゼントされたいのは半数が「誕生日」
プレゼントされたい記念日

「誕生日」が50%でトップ。続いては「結婚記念日」の24%、「クリスマス」の15%などとなっています。2位の倍以上の支持を得た「誕生日」ですが、やはりクリスマスなどと比べてより個人的な記念日としての思いは強いようです。既婚者のみを対象としたときに、結婚記念日とどの程度の差が出るのか知りたい気もします。

 


いくら以上が高級品?


「10万円以上」と答えた人が34%でトップ。次いで「5万円以上」27%、「50万円以上」12%、「20万円以上」10%などとなりました。「100万円以上」は7%です。よく業界では「中間の価格帯が売れない」といった声を聞きますが、その価格帯は今回の調査結果からみると「高級品」なのかもしれません。