今年19回目を迎えた国際宝飾展・IJT2008。今やジュエリー業界の年頭を飾るビッグイベントとしてすっかり定着したばかりではなく、IJTはその姿をさらに進化させ続けている。 |
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ウオッチワールドは、以前から要望の強かった「IJTに時計の専門のコーナーを」という声に応え、ついに正式にゾーン展開が行なわれることになったものであり、待望の新コーナーである。最終的には約50社の出展が見込まれており、予想を上回る反響を呼んでいる。 日本国内はもちろんのこと、フランス、韓国、台湾、スイス、アメリカなどの海外出展も多いのが特徴だ。3分の1が高級品、3分の2がカジュアル志向の製品となっている。また、日本で発売されていない最新モデルを展示する出展社や、時計OEMの受託メーカーも出展することから、「何か新しいもの」を求める傾向が強まっている最近の来場者にとっては、見逃せないゾーンの誕生と言える。 |
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企画提案・製造委託ゾーンは、宝飾品のデザイン企画から製造までを一貫して行えるメーカーが一堂に集結するコーナーで、すでにスペースは満杯の状態。従来は完成品の仕入れをする場というイメージの強かったIJTだが、このゾーンの新設によって来場目的の幅がより広がっていくことが考えられる。「企画提案コーナーができたから出展する」というケースも多く、また来場者側を見た場合も、ジュエリーによって新たな展開を図りたいとしている異業種の「パートナー探し」のための参加が増加することが予想される。 ジュエリーリフォームゾーンは、今後新たな戦略やアプローチによってさらに需要が拡大するであろうリフォーム需要に向け設置されたものであり、こちらにも大きな期待と関心が集まっている。 なお今回のIJTへの海外からの出展は580社(前回552社)となっており、イタリア、ドイツ、香港などが大規模なパビリオンを形成するほか、フランスから過去最多の29社が参加する。 |
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