| (JC3級)スタージュエリー元町本店 資格取得日: 2019年1月 (2018年8月受検)
幅広い年代に支持を集める人気ジュエリーブランド「スタージュエリー」。 スタージュエリーではブランドの価値を高めるために店頭での接客を重視し、その一貫としてジュエリーコーディネーターの資格取得にも会社を挙げて取り組んでいる。 入社3年目でジュエリーコーディネーター3級の資格を取得した元町本店の石田彩子さんもその一人である。現在元町本店の主任として店舗運営業務、販売、ディスプレイ業務、後輩育成などを幅広く担当する石田さんに資格取得の動機や勉強法などを聞いた。
JC3級を目指したきっかけを教えてください。
スタージュエリーでは、会社の資格取 得支援制度として、基準を満たした際に 社員全員が資格を取得する機会が与え られます。具体的には入社2年ほどで上 長が部下の受験を打診する仕組みと なっています。先輩方も多く取得してい るので私も入社3年目をきっかけに 自然な流れとして取得しました。
どのような勉強をされましたか?
とにかく3級テキストを読み込みました。私は覚えるために筆を動かすタイプなので、テキストの内容をペンで書いて記憶するようにしました。さらに、過去問題を解いて実践に備えました。また会社からもいろいろな資料をいただいてそれも参考になりました。 テキストの内容は全体的には面白かったので、どんどん頭に入ってきました。勿論3年間販売に携わっていたのでそれなりに商品や販売の知識はありましたが、今回の受験勉強はそれを整理する良い機会となりました。 勉強期間は、集中して遣り込んだのは1か月くらいだったと思います。仕事終わりに1時間ほど勉強したり、休みの日に集中して覚えました。 勉強中に諸先輩方から試験の傾向や対策など直接お伺いすることができましたし、資料もたくさん提供してくださったので心強かったです。
資格を取得して役立っていることは?
専門的な知識が増えたため、接客の際の説得力がついたと思っています。また名刺にもジュエリーコーディネーターの肩書を入れることができたので、お客様からの信頼が向上しました。 お客様の中には専門的な質問をされる方もいらっしゃいます。またアレルギーをお持ちの方などはどうしても不安になられる方も多いので、金属の特性や石の性質など細かく説明するようにしています。他にも女性の方で、“指が短くて太いのがコンプレックスなんです”という方もいらっしゃるのですが、お似合いになるデザインというものをお勧めできるようになりました。 ブライダルに関しても、より専門的な知識があったほうがお客様が納得されてお買い求めいただけるのではないかと思います。 こういった様々な接客の場面で私自身が自信を持てるようになったことが一 番大きな成果ではないかと思います。 今はコロナということで、マスクもしているので、今までよりも表情が読み取れなかったり、会話も難しい部分があります。コロナ前と同じように接客をして売れるわけではないのでより丁寧なものが求められます。またお客様の中には感染対策に敏感な方もいます。 ただ、コロナだからといって記念日や誕生日がなくなるわけではないので、ジュエリーを購入したいという気持ちは 今後も根強くあり続けると思っています。
今後2級や1級といった上の資格を目指す気持ちはありますか?
今すぐに上を目指そうと明確に考えているわけではないのですが、今後機会があれば取得に向けて考えてみようと思います。特に2級では店舗運営に関する知識もあるので、今後勉強できればと思っています。 スタージュエリーでは販売員の中で資格取得をしている販売員のほうが多いです。接客技術では優位になるので、取得は非常に有効だと思います。特に店長職などで2級を取得している人もいます。
これからJCを目指す方へ
私も入社した時にはジュエリーの知識はほぼない状態でしたが、今では知識がついて自信が持てるようになりました。テキストは分 厚く、敬遠される方もいるかもしれませんが、臆することなく挑戦してもらえたらと思っています。 ジュエリーの販売に携わっている限りJCは持っていて損はないと思います。 |
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