「掛時計」購入する店 重視すること
 www.e-tkb.com(時計美術宝飾新聞社)は多様化する消費者意識・行動をWEBアンケートで随時調査している。
今春(5月〜6月)の調査では「掛時計」について購入する店、購入時に重視すること(項目選択・複数回答可)を聞いた。回答数は658人。今回の調査はリズム時計工業の協賛を得て行なった。


■掛時計を購入するとしたらどのようなお店ですか?
デパートがトップ 続く専門店、量販店
 時計を購入する場合に選ぶのはデパートが4割強でトップ。時計専門店、量販店、雑貨インテリアショップが3割台のほぼ近い割合で続く。通販(TV/インターネット/雑誌など)は2割強、ギフトショップが1割以下となっている。
 掛時計といえば、かつては新築祝いや記念品などの需要が多かった。現在はどうなのか、ここでは明らかにはならないが、次の質問で、購入するときにインテリアとの調和やデザインを重視するとした回答が6割と多く、掛時計の役割に変化があるのかもしれない。インテリアショップをあげた回答が専門店と大差ないこともそうした傾向を表しているといえよう。
 
■掛時計購入するとき、特に重視する ことは何ですか?
インテリアとの調和 デザイン、見やすさ
 インテリアとの調和、商品デザイン、見やすさがいずれも5割を超す。逆に腕時計ではかなり大きな数字になる機能は3割弱、ブランドは5%で今回あげた7項目のなかでは最下位だった。デザインが良く、部屋にあって周囲と調和しており、かつ見やすいことが重視されるのは、掛時計が、その存在を大きく主張しているようにも思われる結果だった。
 
■リズム時計の「エミュエール」をご存知でしたか?
 「知っている」24.9%、「知らない」75.1%。掛時計の固有名称を知っているこ とは、そう多くはないのが現実ではない だろうか。それでも「西洋の陶器のデザイ ンと日本の色合いが合わさった素敵な 時計だ」といった感想が見られた。
時計美術宝飾新聞社調べ




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