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ヴェネツィアから サン・マルコ寺院―黄金の祭壇画「 パラ・ドーロ 」
サン・マルコ寺院内部の奥、主祭壇、衝立裏側にある、黄金の祭壇画「パラ・ドーロ」。
様々な聖人像が、七宝や、黄金と数々の見事な宝石がはめ込まれたその荘厳な輝き、信仰の篤さには、
言葉を失った瞬間でした!祭壇画の中心部に輝く大粒のダイヤモンドが見えますか?
多くの絵画や彫刻、建造物などとともに、イタリアンジュエリーの源流が、ここからも強く感じられました。

ヴェネツィア サン・マルコ寺院と広場

イタリアヴェネト州に位置する「水の都」ヴェネツィアは、ラグーナ(潟)に浮かぶ神秘の迷宮都市として、街全体が世界遺産です。多くの名所と観光拠点の中心であるサン・マルコ広場の象徴であるその大聖堂は、エジプトから運ばれた聖マルコ(キリストの福音書の著書の一人)の遺体を納めるために9世紀前半に創建された、ビザンティン建築を代表する建造物です。建物中心に輝く羽の生えたライオンは、聖マルコのシンボルで、多くの人々でにぎわう広場を今日も見守っているかのようです。


ヴェネツィア 仮面と仮装が印象的なカーニバル(謝肉祭)
カーニバルは毎年四旬節の、初日にあたる聖灰の、水曜日の前日までの12日間。
2007年は2月9日〜20日までの12日間行われました。

ベニスのカーニバルが最も華やいだのは18世紀。今に受け継がれるカーニバルは幻想的且つエレガントそのものです。欠かせないマスケラ(仮面)と、思い思いの衣装に身を包めば、仮面の下に氏素性は見事に隠され、市民が対等になる何でもありの無礼講!
気軽に誰もがシャッターチャンスに応じてくれます。
観光客でも仮装OK! 
ちなみに平均的貸衣装(コスチューム)は、1日70ユーロ前後から。特別な衣装は200ユーロからあるとか。次回は是非“踊る”側になりたい。


カーニバルの主役、マスケラ(仮面)

観光客が記念に買い求めるマスケラには、伝統的な製法の紙を用いて作られたものをはじめ、陶器やセラミック製もありますが、いろいろなお店を観て回り、お気に入りの1点を見つけるのも実に楽しいものですね。

 

サン・マルコ運河から見る
ドゥカーレ宮殿(右端)と鐘楼


運河から見たドゥカーレ宮殿(右端)は、ゴチック建築の傑作です。(1340〜1424)
市内の交通は運河を運行する水上バス(ヴァポレット)、水上タクシー、ゴンドラ等の船利用と、徒歩のみ。ゴンドラ乗船は必ず事前に料金交渉を!

 

ヴェネツィァのおしゃれな迷路

サン・マルコ広場の裏には、思い切り迷いたくなる素敵な迷路が続きます。
個性豊かなレストランや素敵なお店が多く、“徒歩のみ”とされるこの街の全てを歩きまわるには、いったい何日を要するのでしょうか。

 

 

 
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