「走るダイヤモンド」イタリアの誇る名車 − BUGATTI (ブガッティ−)
巷では今年もバレンタインデー情報と、美味しいチョコレートの山が多くの女性をとりこにしています。選ぶチョコレートは誰が名付けたのか、義理チョコに、本命チョコ、最後は自分へのプレゼントにと、選ぶチョコも三段階活用がすっかり定着いたしました。
今年はチョコプラスダイヤモンドの原石セットなるものも登場し、贈り物の幅もどんどん個性的に広がりを見せています。贈り物を選べる幸せ、贈れる人がいる喜びと、今月は「感謝」月間!と言うところでしょうか。チョコプラス、あなたの隠れた知識とセンスをさりげなくアピールする事も、本命の彼には是非ともお勧めです。そこで、今月は男性なら誰もが喜ぶ「車」について少し。
女性のダイヤモンド崇拝に等しい、車の存在は頑張れば手の届く、彼らの「ダイヤモンド」です。
★1881年9月15日〜1947年8月21日
イタリア人の芸術家一家の息子、ETTORE BUGATTI(エット−レ ブガッティー)により生み出された名車。カーマニアなら全財産を手放しても手に入れたいと願うほどの名車です。「華麗なるギャッピー」の如く、颯爽と乗りこなしハンドルを握る紳士の片腕には、ダイヤモンドのブレスレットがきっと似合うはず。そんなシーンに出会いたいのは私だけかしら?
★ 車の先端に見えるのは「カーマスコット」と呼ばれる車のラジエーターキャップの装飾品です。そう、車の為のスペシャルジュエリーとでもいいましょうか。
あの、ロールス・ロイスの先端についてる飾りといえば、ピンと来る人も多いはず。ちなみに此方はラリックのガラス作品です。アールヌーボーからアールデコへと、20世紀前半は様々な新しい芸術も生まれました。アンティークジュエリーの最後の黄金期でもあります。ジュエリーのみならず、こんなところにも素晴らしい芸術作品は生み出されていたのですね。カーマスコットは、
1910年代から1920年代において、イギリス、アメリカ、フランスの裕福層や上流階級のカーオーナーたちがこぞって、芸術家に製作を依頼し、そのファッションセンスやステイタスを誇るシンボルとなりました。
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