「1$リングが運ぶジュエリーコミニュケーション」 ・・・・キーワードは「物」+「ストーリー」で!!・・
100以上もの多彩な国籍、民族構成をもつ国際的なその街NYは、およそ780万人もの人々で形成されています。
実に様々な民族が渾然一体化することで、独特なNY文化が育まれ、それが大きな魅力となり世界中の人々を今も魅了し続けているこの街で、忘れてならないのがチップの習慣です。日本と世界との関係はボーダレスな時代を迎えた今も、この習慣になかなか馴染めぬ方も多い事でしょう。受けたサービスに対して15%〜20%のチップを支払う生活習慣は、旅人にとっても決してバカにならない金額となって加算されていきます。そんな中で実に多くの場面で、様々なお国柄の人たちに「1$の指輪」が齎したユーモア溢れるジュエリーコミニュケーションがありました。
日本の折り紙をヒントに1ドル紙幣で織り上げた指輪。何よりも驚かされた理由に、「1$の指輪」そのものの楽しさもさることながら、人種が異なる事で感性もユーモアも大いに異なるであろう多くの人たちが、誰もが一様に「1$の指輪」に歓声をあげ、人の輪が集まり、笑みがこぼれ、「アメージング!どうやって作ったのか?どこに売ってるのか?貰っていいか?」と、どこでも誰でもが大騒ぎされたことでした。チップの金額よりも、差し出された指輪を珍しそうに、嬉しそうに指にはめ、何度もお礼を口にする人たち。そこに折られた「1$紙幣の指輪」が齎したユーモアが、瞬間瞬間人々とのふれ合いをかもし出していた事は言うまでもありません。
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