国際高級時計見本市「SIHH・ジュネーブサロン2005」が、スイス・ジュネーブ空港に隣接したトレードセンターで、4月4日から10日まで開催され、伝統と格式ある16ブランドが、優雅な時を演出した。 SIHHは、バーゼルワールドとは異なり、VIPのみの招待制となっており、時計の伝統と芸術が重視された特別な雰囲気のなかで行われる、世界最高峰のトレードフェアといえる。 15回目を迎えたSIHH・ジュネーブサロン2005は、国際高級時計見本市というように、伝統あるブランドを集め、格式高く優雅な時間の中で展示されるトレードフェアとなっている。伝統ある時計に相応しいフェアを開催したいと、カルティエをはじめ、IWC、ピアジェなどが15年前にバーゼルワールドから独立したのが始まりとなっており、バーゼルワールドと前後して毎年開催されている。 今年、一新された会場内は、高級感あるラグジュアリーな雰囲気で、統一されたレイアウトの快適なスペース空間が広がり、ジュネーブサロンをさらに格調あるものとしていた。