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松崎真苗のイタリア見学記

 5月20日〜24日まで開催されたヴィチェンツァ=オロジュエリー見本市を初めて視察しました。
ヴェネチアからミラノまで巡るタイトスケジュールだった為、しっかりと見る事が出来たのは最終日の地元イタリアパビリオンのみでした。

matsuzakiでは、香港9月ジュエリー&ウォッチフェアにも参加していますが、イタリアの方が圧倒的に「見せ方」に力を注いでおり、商品そものもだけでなくブースのエクステリアやインテリアを見ているだけでも楽しむ事が出来ました。
日本でも有名なブランドからチェーン等のパーツメーカーに至るまで独自のデザイン・ブースで個性を主張していました。

また、イタリアならではの遊び心あるディスプレイ方法も面白く、商品のデザインも大振りで大胆なものが目立ちました。
写真は、会場内の松崎勉・憲子・真苗さん親子。

5月23日は栄光時計株式会杜創立60周年記念イベント、ゾッカイ社の支援のもと「小林五月ピアノリサイタル」が執り行われました。
会場はヴィチェンツァの街中にあるユネスコ世界遺産登録の建造物「テアトロ=オリンピコ」です。

これは1550年代半ばにパッラーディオによって手掛けられた世界最初の室内劇場で、古代ローマの野外劇場を模しているのが特徴です。
半円形の客席の収容人数は当時約2000人、後部には柱や彫像が立ち並んでいます。

舞台には古代ギリシャの街テーべを模した常設舞台装置があり、まるでこちらもタイムトリップしたような感覚になります。

天井には屋外の開放的なイメージを再現する為に青空の絵が描かれていて、とにかく荘厳なホールで、足を運んだ者なら誰でも感嘆の声を上げるでしょう。

リサイタルの前に中庭でレセプションがあり、ワインを片手に地元イタリアの方々は勿論、この日の為にはるばる日本からも多くのお客様が見受けられました。
開演時には、ゾッカイ社のジーノ・ゾッカイ社長、そして栄光時計の小谷年司社長からご挨拶がありました。


この日のドレスは打ち掛けをリメイクしたア・ラ・ジャポネーゼスタイルで小林さんが登場、会場を沸せます。
艶やかな存在感は決してホールに負けること無く、堂々とした演奏が開始されました。

演奏は、全てシューマンです。
まずは「パガニー二の奇想曲による練習曲集」から、そして後半は「謝肉祭」で様々な表情を披露しました。
約2時間に及ぶリサイタルは、アンコール「トロイメライ」で締めくくられました。

小林さんの端正な演奏に引き込まれて行った聴衆からは聞き入る「殺気」のようなものすら感じ、中には彼女の演奏に感動して畷り泣く人までいました。
全ての演奏が終わるとワッ!と拍手が沸き起こり、地元の方からはスタンディングオベーションもありました。

その後は興奮覚めやらぬなか小林さんのサイン会があり、多くのお客様が長い列を作っていました。
まさに大成功という言葉が相応しいイベントになりました。
(来る7月11日には東京文化会館で当日と同じプログラムで小林さんのリサイタルがあります。ご都合が宜しければぜひともお出かけ下さい)

写真(上)は、荘厳な舞台で演奏する小林五月さんです。

これは1550年代半ばにパッラーディオによって手掛けられた世界最初の室内劇場で、古代ローマの野外劇場を模しているのが特徴です。

半円形の客席の収容人数は当時約2000人、後部には柱や彫像が立ち並んでいます。舞台には古代ギリシャの街テーべを模した常設舞台装置があり、まるでこちらもタイムトリップしたような感覚になります。
天井には屋外の開放的なイメージを再現する為に青空の絵が描かれていて、とにかく荘厳なホールで、足を運んだ者なら誰でも感嘆の声を上げるでしょう。

リサイタルの前に中庭でレセプションがあり、ワインを片手に地元イタリアの方々は勿論、この日の為にはるばる日本からも多くのお客様が見受けられました。開演時には、ゾッカイ社のジーノ・ゾッカイ社長、そして栄光時計の小谷年司社長からご挨拶がありました。



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