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真珠の魅力伝えてますか
「真珠は幸せ色に輝いて」
2006年 真珠色の神秘が貴方を幸運に導く!
ジュエリースペシャリスト
三島 由加理

 世界最古の至宝の宝石「真珠」は、5000年の昔から人類に愛好されてきました。
 一部の記録には紀元前2206年に中国で、淡水真珠が貢物として献上されたと記されております。また現在のエジプトのカイロ博物館には、「スーサの遺跡」から発見された一連の真珠の首飾りが、世界最古の真珠アクセサリーとして展示されています。古代ヘブライ文献として有名な「旧約聖書」の中にも、古代ローマ、ギリシャ時代の昔から、ヨーロッパで真珠が愛好されてきた事が記されているなど、真珠にまつわる秘話はかぞえきれません。
 真珠が最古の宝石である理由としては、人類にとって貝が重要な食料でもあったということも分かっていました。貝を食すると言う食欲から偶然導かれた真珠との出会いは、その出会いにロマンとまでは言いませんが、人類が真珠なる産物に偶然出会い、その偶然の産物が数千年もの昔の人々の美意識により、今日の私たちに「真珠」の存在を運び続けてきたというのは何か不思議な感覚を抱かせます。神話の時代から高貴な人々の象徴としていつの時代にも、世界中の人々の誰もを魅了し続けてきた、平和と富と長寿のシンボル「真珠」の輝き。それはまさに人間の本能が求め感じる「幸せ色」に、魅了され続けてきた証ではないでしょうか。

 真珠や宝石は植物と同じように、人の肌に直接触れることで、身体の細胞に電磁気作用を及ぼすと言われています。なぜなら人の体には植物や鉱物にあるのと同じく、炭素などの金属元素を持っているためです。インドの医師、A・K・バッタチャリーヤをはじめとするインドの神秘家によれば、宝石から出るエネルギーは、色、ビタミン、鉱物、分泌線、そしてホロスコープの惑星に共鳴すると言われています。月の支配を受けるとされる「真珠」は、色によって異なる意味を持つと考えられていました。その色の持つ意味とは何か見てみましょう。
 何かの意味を知るには、まずその言葉について知ることが最良です。Color(色彩)という言葉は、もともとラテン語で「隠す」という意味のCelare(ケラレ)から派生したといわれています。更に興味深い話に英語には、色彩の隠れた面を表す表現がたくさんあります。例えば「真っ赤になって怒った」などでは、日本でも共通の表現ですが、なぜ他の色でなくて赤なのでしょう。これについても超心理学の研究では、人が本当に怒るとその感情のエネルギーは「赤い色として感知される」、という説明がなされています。恋をしているときの気分は「ピンク色に包まれている」(in the pink)などといわれるのはおなじみの表現で、こんな素敵な気分を黒色に包まれてる、などとする表現は世界共通どこにも見当たりません。過去の思いでは時として「金色に輝く」と表現されるなど、人間は色を見ると無意識のうちにある種の感情を連想するという興味深い実験結果も見られています。

 「真珠」の魅力をよくご存知の方には、その色味を単純に1色で表現することは難しいこととはおわかりでしょうが、「真珠」の代表的ともいえる色は「白」が一般的でしょう。「白」は理想の色を表しています。「白紙に戻す」という表現も、色の持つ意味がわかればなんだか楽しくなりますね。カトリーヌ・ド・メディチなどの歴代王妃の宝や、世界中の王侯貴族や多くの著名な淑女たちも「真珠」を愛し、各人の個性や立場の象徴として、「真珠」のジュエリーを思い思いのデザインやアイテムで装った美の饗宴が、見るものの私たちを楽しませ、憧れに変わり、さりげないつけこなしのお手本としてなってきました。限りないその豪華さと華麗さは、まさに白が示す「美の理想」そのものではないでしょうか。

 2005年10月から公開された日本初のパール展が、いよいよ今年も1月22日までとなりました。そこには多くの淑女が愛蔵し続けた素晴らしいジュエリーもたくさん展示されております。是非ご覧いただきたい魅惑の真珠の世界が紹介されていますので、どうぞお早めに!

 さて、話は戻りますが、女性の誰もが一度は着てみたいと夢に描く純白の花嫁姿にも、ウエディングドレスや日本古来の白無垢も「白」であり「白」が理想の色ということがよくわかります。そこに添えられる1点のジュエリーは「真珠」であることもうなずけてまいります。最近では結婚30年目を「真珠婚」と祝う新たな習慣も誕生しましたが、この真珠婚なる意味、もう一度最初の頃の理想に戻って?を意味するのか、更に歩む充実の時に理想を膨らませるのか?皆様にとっての真珠婚、「白」+「それぞれの色」を添えて欲しいものです。
 貴方の「幸せ色」がきっとあるはずですから。

 ちなみにピンクは「夢」、金色は「富の象徴」、そして赤は「健康と力」です。大切な事は望む変化を齎す色に囲まれた生活をする事のようです。様々なカラーバリエーションを持つ真珠で、2006年の新スタートはそれぞれの「白」を胸に飾り、さあ、始めましょう!

真珠の魅力の再確認、真珠の新たなアピール方法とは―。
時計美術宝飾新聞では、ジュエリー業界のさらなる発展に向けて2006年の1年間を通じ“真珠”をクローズアップ。ジュエリー専門誌「宝石の四季」とタイアップを図り共同キャンペーンを展開します。

 
真珠婚をはじめとして、真珠業界が打ち出す新提案を掲載していくとともに、インタビューやコラム、真珠製品を扱う各企業の紹介、また小売店およびユーザーを対象としたアンケートを実施し、真珠の需要を促すとともに、従来にはなかった真珠製品の販売・商品開発におけるアイデアのヒントを探っていきます。

 ユーザーに対するアンケートは年初に行い、ユーザーの持つ真珠への意識、求められているもの、購入に関するさまざまな問題などを細かく調査します。アンケート結果・分析は3月ごろを予定しており、紙面に掲載いたします。
 業界紙誌側からのキャンペーン、また新聞と雑誌という2媒体が共同で実施することは異例ですが、より多角的で柔軟に展開、業界活性化の一助になればと考えます。

アンケートやコラム、
インタビューなどで多角的