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 世界三大ジュエリーフェアのひとつ「9月香港ジュエリー&ウオッチフェア」(主催=CMPアジア)は今年で25回目を迎える。

  アジア最大規模というだけではなく、世界最大のパールフェアとしても知られる同フェアだが、ダイヤモンドやジェムストーンの展示規模も世界第2位を誇っており、業界関係者にとっては“不可欠”な存在。今年も47カ国・地域から2400社以上が出展、来場バイヤーも140カ国・地域から4万人以上が見込まれている。  
   
  昨年からは従来の香港コンベンション&エキジビションセンターに加え、空港近くのアジア・ワールドエキスポも会場として使用。さらに規模拡大が図られたことで、8万平方メートル以上のスペースに2会場合計5000小間以上が出展という大スケールとなった。

  日本からの出展社また来場者も顕著に増加してきており、日本の業者にとっても、同フェアは年間イベントのひとつとして完全に定着してきていると言っていいだろう。

  会場には17の国別パビリオンと12のテーマ別ホールが設けられる。フェアの主な特徴は次の通り。

  ▼ジュエリー…世界各国から1000社以上のジュエリー業者が集結。多種多様な製品を出品。
  ▼ダイヤモンド…主要取引所から400社以上のルースダイヤモンドサプライヤーが出展するとともに、720社以上の出展社が最新デザインのダイヤモンドジュエリーを展示する。
  ▼パールパビリオン…世界最大のパールトレードフェア。870社以上のサプライヤーならびにパールジュエリー製造業者が集結する。
  ▼ジェムストーン…アジア地域最大のジェムストーンパビリオン。730社以上のジェムストーン業者がさまざまなサイズおよび品質のジェムストーンを出品。また590社以上が最新デザインのジェムストーンジュエリーを紹介。
  ▼ジュエリー関連機器およびパッケージ…130社以上のジュエリー関連機器・製造業者が集まり、パビリオンを形成。 


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