| アジアで名高く歴史ある宝石とジュエリーの見本市 2月21日〜25日:QSNCC
タイ国政府商務省国際貿易振興局(DITP)による世界有数の歴史と知名度を誇る「第69回バンコク宝石・宝飾品 フェア(BGJF)」が、2月21日〜25日までの5日間、バンコクの見本市会場、クイーンシリキットナショナル コンベンションセンター(QSNCC)で開催される。時間は10時〜18時(最終日は17時まで)。 タイは過去30年以上にわたり、美しい宝石を調達できる国として宝石・宝飾品業界の間で知られてきた。何世代にもわたって受け継がれてきた熱処理の知識は有名で、技術力と手工業のレベルは世界最高峰といわれている。また、宝石製造の技術も豊富で、タイ国内のさまざまな地方で異なるノウハウがみられるのも特長的だ。経済的な観点でみると宝 石・宝飾品産業は、川上から川下まで120万人以上の労働者の所得を生み出しており、タイ国としても一大産業として力を入れている。 毎年2月と9月にタイのバンコクでバ ンコクフェアは開催されている。2022 年の秋のフェアからはリアルでの開催に戻った。また2023年からは会場を QSNCCに移したことで、参加者数が増加にプラスし始めた。 昨年は117カ国から32,670人が来場し国際色豊かな宝飾フェアとなっており、発注金額も31.2億バーツ(約128億円)に達し、大きな市場を生んでいる。 来場上位の10カ国は、インド、ミャンマー、中国、スリランカ、米国、日本、パキスタン、ベトナム、ロシア、オーストラリアとなっている。日本国内にいては感じることのできない国際色がタイにはあり、また日本で見つけることのできない宝石もタイには存在する。あこや真珠と中古品しか注目されない日本のジュエリー産業とこれからよりグローバル化していくBGJFを見て、日本らしい産業の発展を考えていく必要もある。タイにはルビーの産出国としての強みもあり、世界のジェムとジュエ リーのハブとなる役割を担ってもいる。 BJGFには高額品を購入する中東やアフリカからのバイヤーが多く、中国からのバイヤーはそれほど多くないそうだが、来場上位の国を見るだけで、日本では行うことのできないビジネスがタイでは生まれていることを容易に推測できる。 会場では、革新的で高品質なジュエリーをはじめ、豊富なリソース、調達や製造のプロフェッショナルが集まり、世界中の貴石、半貴石、原石、合成石を取り揃え、世界有数の宝飾マーケットとして注目される。 そのほか、真珠やダイヤモンド、ファッションジュエリーからジュエリー・パーツ、機器および工具機器まで、幅開く宝飾関連品が展示される。今回も世界120カ国から1,100社以上の出展と2,400以上のブースが見込まれている。▼来場予約・詳細=https://www.bkkgems.com/ ▼展示会への申し込み・問い合わせ先@北海道・東北・関東甲信越・静岡県の企業=タイ国大使館商務参事官事務所TEL:03-3221-9482 FAX: 03-3221-9484 E-mail:thaitctokyo@thaitrade.jp A北陸三県・東海・近畿・四国の企業=タイ王国大阪総領事館商務部TEL: 06-6262-4418FAX:06-6271-1053 E-mail: ttcosaka@thaitrade.jp B中国地方・九州・沖縄県の企業=タイ国政府通商代表事務所広島 TEL: 082-249-9911FAX:082-249-9921. E-mail:ottrhiro@enjoy.ne.jp/ https://www.bkkgems.com/ |
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