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08/26(Sat) ジュエリーの価値を伝え残すために、宝飾店は今、何をすべきか?
JMG秋の定例研究会 ─諏訪恭一会長 特別対談─

咳R現代は、10月11日(水:14:00〜17:00)、宝飾小売業に携わる経営者・幹部を対象に「JMG秋の定例研究会 諏訪恭一会長 特別対談」を開催する。
今回はSUWA(諏訪貿易株式会社)の諏訪恭一会長をゲストに迎え「今、あらためて見つめたい『ジュエリーの価値』と題して、ジュエリーの価値を伝え残すために宝飾店は何をすべきかを対談形式で行います。パネラーは(株)喜石代表(ニイミ時計店専務)の新美恵美氏。
◆JMGメンバーは何名でも参加無料。一般は1社5,500円(税込)3名まで。
参加希望の場合はPR現代まで問い合わせを。
※一般の方は商圏や業態により一部参加できない場合があります。まずは問い合わせください。
◆本講演会の詳細はこちらから https://pr-g.jp/news/20231011-2

◆JMGについての詳細はこちらから https://pr-g.jp/promotion/jmg
問い合わせ先:03-3639-1253 担当 越地

08/16(Wed) 宝石博士ちゃんの計り知れない価値
テレビ朝日で毎週土曜の人気番組「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」

宝石博士ちゃんが全国で人気になっているのをご存じだろうか。テレビ朝日で毎週土曜の夜6時 56分から放送される人気番組「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」に出演中の宝石博士ちゃんこと田中丈琉(たなか・たける)君だ。  
「博士ちゃん」は、異常なまでの好奇心によって、大人顔負けの知識を身につけた子供の博士ちゃんが、色んなテーマについて情報を教えてくれ、老若男女から評判が高い番組だ。  宝石博士ちゃんの丈琉君は宝石博士になって3年目。初めて宝石博士ちゃんとしてTV出演したのは小学2年生の頃だ。すでに出演回数は6回を数え、博士ちゃんの中でも3択クイズにおいては最多出演数を誇っており、制作側からも信頼を得ている証拠だ。  
番組中では、“御徒町にある宝石店の息子”とまでしか紹介されていない丈琉君だが、コロナによる行動制限が緩和された頃から、丈琉君に会いに店に来る人が増えたと話すのは、丈琉君のお祖母ちゃんにあたるカラーストーン専門店セレナの会長田中世礼奈(たなか・せれな)さん。  
世礼奈さんは「丈琉は幼稚園生の頃から、いろんなものに興味を持つ子で、なんでも自分でできる子だったので、はじめから博士ちゃんに向いていると思っていました」と話す。  幼い頃は宇宙に興味を持っていたという丈琉君は、「子どもの頃からお父さんのお仕事の手伝いをしにお店に来ているうちに、自然とキラキラ輝く宝石に惹かれていって、お祖母ちゃんやお父さんに宝石について教えてもらううちに自然と好きになっていました。初めて博士ちゃんとして出演した時は、とても緊張しましたが、今は慣れてきて楽しくなりましたし、お父さんの役に立てているのが嬉しいです」と話してくれた。  
とある宝石サークルには丈琉君のファンクラブが設立され、サークルメンバーは宝石博士ちゃんの出演を楽しみに待っているという。また、関東近辺だけではなく静岡や岐阜などの地方からも丈琉君に会いに店に来る人が多くいるそうで、特に子供が嬉しそうにしていると、宝石の魅力が幅広く広がっていることを実感するという。  
丈琉君のお父さんでセレナの社長、田中勇(たなか・ゆう)さんは「ジュエリータウンおかちまちの会長時代に、中学生くらいの子供を探しているという話を受けて 探しました。他にいなかったので、丈琉に白羽の矢が立ったのがきっかけで、はじめはプライベートが特定されることなどが心配でした」と当時を振り返る。  
セレナ自体は会長の時代から業界では有名な店として知られているが、勇社長も地域活動や町興しに力を入れ、業界の活性化に積極的な人物。現在は上野観光連盟の副理事長として活躍するなど業界への貢献度も高い。そんなお父さんを見て育った丈琉君も「人の役に立てるなら、宝石博士ちゃんをこれからも続けていきたい」と意欲的だ。すでに自分で考えているいくつかの次のテーマも話してくれたが、残念ながらここには書けないので、今後の放送を楽しみにしてもらいたい。業界からしてもとても頼もしい存在である。  
これだけ業界に貢献している丈琉君を業界が活かせる何かがきっとあるように思う。その 価値を知っている人は既に丈琉君を連れてきてほしいと勇社長に連絡が入ってくるという。  丈琉君も勇社長も他人のために動いてくれる人。宝石博士ちゃんが宝飾業界にいるという 存在事態も有り難いこと。価値あることでもあり、無限のチャンスが広がっているように見える。こんなチャンスは逃してはならない。  
これからの丈琉君の活躍を応援するとともに、宝石博士ちゃんによる業界の活性化を考えていくことも、きっと 楽しいにちがいない。丈琉君ありがとうー。

08/16(Wed) CONCORD コンコルド ジュエリー
1908年スイス・ビエンヌで創業

『調和』という意味を持つコンコルド・ウォッチは1908年スイス・ビエンヌで創業。以来110余年ものあいだ高い技術と洗練されたデザインを継承し、宝飾時計としての地位を確立してまいりました。
 そのウォッチのDNAを継承しつつ、現代のファッションとの『調和』をコンセプトとし発表されたコンコルド・ジュエリーもすでに四半世紀。
厳選された素材とスタイリッシュでクラス感のあるコレクションは時を超え、愛着を持って身に着けていただけるマスト・アイテムです。

ヨシディア株式会社
TEL: 03−3835−2411
http://www.yoshidia.com

08/16(Wed) NINA RICCI SIRENE SOUS-MARINE
「SIRENE SOUS-MARINE(水中の人魚)」が登場

 落ち着いた優美さと、シンプルさの中に感じられる品の良さが人気の「ニナリッチ」から、ペリドットとブルートパーズの2色のカラーストーンを使ったシリーズ「SIRENE SOUS-MARINE(水中の人魚)」が登場。
 水中をのぞきこんだときに生まれる、ぼやけた美しさ。花びらのようなオーバルカットのストーンをランダムにセッティングし、浮遊感とまばゆい太陽光の反射でかがやく、水中の世界へ導いてくれるジュエリーだ。

リング422,400円、ネックレス369,600円、ピアス 334,400円、イヤリング387,200円。全てK18。

エスジェイジュエリー 株式会社
TEL: 03−3847−9903 
https://sjj.co.jp/ninaricci/

08/16(Wed) 「LUCCIOLA」
夏樹陽子さんが25年前にスタートさせたのが「ルシオラ」

日本庭園を飛ぶ蛍の光がダイヤモンドであったという夢をみた夏樹陽子さんが25年前にスタートさせたのが「ルシオラ」。
 その頃と同じく、ジュエリーを身に着けることで笑 顔になり、日々明るく幸せな気持ちで過ごし、女性としての自信と誇りを持ってもらいたいというのが夏樹さんのジュエリーに対する想いだ。
 夏樹陽子としての「ルシオラ」はラストイヤーとなり、来年の3月までとなるがロマンティック溢れるジュエリーは健在。いつまでも女性を魅了し続けるブランドとして今年1年話題を呼ぶことだろう。

東京貴宝株式会社
TEL:03−3834−6279
https://www.tokyokiho.com/collection/lucciola/

08/16(Wed) 東京の職人たちとの 100 年以上のものづくり
1920年に創業した「KAJITA」

老舗の信頼と魅力が引き立つ普遍性

1920年に創業した「KAJITA」は、不変的な宝石の魅力を通じて、その時代にふさわしいジュエリーの楽しみ方を伝える東京発信のカラーストーンを中心としたジュエリーブランドだ。  

宝石商として100年以上にわたり、東京の職人たちとのものづくりを続け、現在は四代目の梶田謙吾社長のもと、宝石の買い付け、デザイン、品質管理を自社で行いながら、日本全国の百貨店や小売店への卸販売、南青山のサロンを中心とした日本での小売販売、そして海外ではシンガポールでの小売販売を中心に活動し、注目されるジュエリー企業である。

5月にリニューアルされた南青山にあるサロンは、創業100年を超える老舗ブランドとしての信頼とジュエリーの魅力が引き立つ普遍性を持った空間となるよう、日本を代表するインテリアデザイナーの内田繁氏による内田デザイン研究所に依頼。ジュエリーを扱うサロンとして、顧客をどのように迎え、どのような時間を過ごしてもらうかが重要視され、今後のKAJITA の取り組みを支える空間となっている。  

ブランドのシグニチャーコレクションと位置づけられるVenus、Twins、and Pearlの3つのコレクションは、宝石それぞれが持つ ユニークな特徴を最大限に生かしたデザインで、 ファッションとしても楽しめると人気が高い。めずらしい形の宝石2つ組み合わせてリボンのような、蝶々のような、遊び心のあるTwins。内側にメレダイヤモンドを敷きつめた、大胆なデザインと繊細な作りが魅力。

6月の新作では、美しく滑らかなアーチ型の構造が特徴の「Ar」コレクション(写真:下)が登場。ブルーサファイア、ホワイトサファイア、タンザナイト、ペリドット、 ロードライトガーネット、ダイヤモンドなどの天然の宝石を使用し、それぞれの色、サイズ、カッティングの特徴を引き立てるように、丁寧に組み合わせて仕立てている。メタルのボリューム感とアシンメトリーに描くカーブは、身につけた時の肌に優しく馴染む着け心地の良さなど、細部にも拘っており、身に着ける人の個性を引き立てるデザインになっている。
https://kajita-jewellery.jp/

08/16(Wed) REVE(夢)とECLAT(輝き)
東京貴宝株式会社 「ECREVE」は、今年で誕生10周年

 REVE(夢)とECLAT(輝き)に想いを込めた東京貴宝のファインジュエリーブランド。  様々な国々のクエリエーターや職人とコラボしながら常に新しいものを追い続け、ジュエリーシーンに様々な歴史を作ってきた「ECREVE」は、今年で誕生10周年。
 10周年を記念すべく、新たな境地にも挑戦していく ECREVEには、夢を叶える為の勇気や、輝く為の可能性 がたくさん秘められたコレクションが揃っている。
https:www.tokyokiho.com

08/16(Wed) 史上最高級の10ct超えるエメラルド
ティファニー 新作ファインジュエリーコレクション

 ティファニーは、比類なきジェムストーン、10 カラットを超えるエメラルドを入手したことを発表した。世界最高品質のエメラルドの供給元として名高いムゾー・エメラルド・コロンビアから直接調達された希少なジェムストーンは、その産地であるボゴタの北西 60 マイルに位置する有名なムゾー鉱山にちなんで「ティファニームゾー エメラルド」と名付けられた。
 コロンビアの名高いムゾー鉱山から採掘された史上最高級のエメラルドが、ティファニーの名を冠するエメラルドとなった。10 カラットを超えるこのレクタンギュラースクエアカットのエメラルドは、長い歴史をもつプエルト・アルトゥーロ坑道から2019 年 12 月に採掘された。その極めて高いクラリティにより希少価値が高く、優れた透明度が得られ、その卓越した色合いがさらに際立っている。亀裂はなく、顕微鏡検査で見つかったごくわずかなインクルージョンを除き、ほぼインクルージョンはない。これは、ムゾー鉱山で採掘されたコロンビア産エメラルドに見られる特徴と一 致している。さらに、ムゾー産エメラルドが切望される所以でもある完璧に飽和した美しいグリーンカラーを示している。  「ティファニー ムゾー エメラルド」は、今秋発表となるハイジュ エリーコレクション『ブルーブック 2023:アウト オブ ザ ブル ー』で披露される予定となっている。
https://www.tiffany.co.jp/?o

08/16(Wed) グラフ初のジャパンアンバサダー
グローバルガールズグループTWICEのSANA

21世紀のキングオブダイヤモンドと評され、歴史に名を残す極上のダイヤモンドの数々を生み出し続けているグラフは、グローバルガールズグループTWICEの SANAを初のジャパンアンバサダーとして起用することを7月7日に発表した。
 今回のローンチを皮切りに、グラフのジュエリーを美しく纏ったSANAをフォーカスした様々なビジュアルの広告キャンペーンが日本で独占的にスタートする。第一 弾となるアンバサダー就任のビジュアルとして、彼女の生き生きと輝くパーソナリティを引き立てる、グラフが誇る極上のイエローダイヤモンドハイ ジュエリーコレクションを纏ったSANAが、まさに喜びと美しさの象徴としてデジタルやソーシャルメディアを中心に登場する。  イエローダイヤモンドはハウス オブグラフの代名詞と言える存在であり、今回のビジュアルで着用した、力強いデザインと最高峰のクラフツマンシップを用いて制作された極上のイエローダイヤモンド コレクションは、この上ない輝きを秘め、比類ない美しさを放つ。
https://www.graff.com/

08/16(Wed) グラフ初のジャパンアンバサダー
グローバルガールズグループTWICEのSANA

21世紀のキングオブダイヤモンドと評され、歴史に名を残す極上のダイヤモンドの数々を生み出し続けているグラフは、グローバルガールズグループTWICEの SANAを初のジャパンアンバサダーとして起用することを7月7日に発表した。
 今回のローンチを皮切りに、グラフのジュエリーを美しく纏ったSANAをフォーカスした様々なビジュアルの広告キャンペーンが日本で独占的にスタートする。第一 弾となるアンバサダー就任のビジュアルとして、彼女の生き生きと輝くパーソナリティを引き立てる、グラフが誇る極上のイエローダイヤモンドハイ ジュエリーコレクションを纏ったSANAが、まさに喜びと美しさの象徴としてデジタルやソーシャルメディアを中心に登場する。  イエローダイヤモンドはハウス オブグラフの代名詞と言える存在であり、今回のビジュアルで着用した、力強いデザインと最高峰のクラフツマンシップを用いて制作された極上のイエローダイヤモンド コレクションは、この上ない輝きを秘め、比類ない美しさを放つ。
https://www.graff.com/

08/16(Wed) 宝石商 櫻井彩子が、 外商体験ができる POPUP
渋谷スクランブルスクエアで開催したイベントで過去最高の売上を達成

 宝飾のメーカーや卸、その関係者が集まる見本市などでもライブ販売に注力しているが、なかなか高額品までは売れないと苦労する企業は多い。対面でも好調な売れ行きの小売店は少なく、様々な販売スタイルを模索するも本来大切なジュエリーの魅力を伝えることを疎かにしがちになっている。
 昨年7月に取材した創業3 年目の「プライベート宝石商」櫻井彩子さんは、取材後に年商6億円を突破した。Instagramを活用して注文を取り、 無店舗販売でジュエリーの魅力を伝え続けている。その傍ら、光文社「VERY」 の企画の中で「ブランドやトレンドに左右されない30代からのオーダージュエリー賞」を獲得。消費者のニーズを捉えている証拠となるだろう。今年の春には、ファッションコーディネートを取り入れた“ジュエリーの選び方”を教えてくれる本を出版した。宝石商櫻井彩子による「宝石にブランド料は要りません」という奇抜なタイトルが付けられているが、“インスタ外商”の先駆者としての櫻井さんが自分らしく生きるその姿と、一人でも多くの人にジュエリーのある人生が素晴らしいと伝えることができるジュエリーの魅力が詰まった読み応えのある内容となっている。そんな充実した日々を送っている櫻井彩子さんに1 年振りに会いに行った。
 
会いに行った大きな理由の一つは、今年6月に渋谷スクランブルスクエアの5階イベントステージで、3日間の期間限定による「宝石商櫻井彩子の外商体験ができるジュエリーのPOPUPストア」を実施したからだ。結果から先に言うと、3日間で1.7億円を売り上げた。これは特設ECサイト、A jewelry BOX含めた売上になるが、同所における過去最高の売上を記録したという。 櫻井さんは「私には店舗がないので、広くPRすることが狙いでした。地方にも沢山お客様がいるので、普段予約が取り難いという人に向けた場にしたいと考えました。初めての試みなので売上よりも来場者がリラックスできる優雅な空間づくりを優先しました」と明かし、キービジュアルからソファまで妥協のない優雅な空間によるイメージ作りが行われた。また、外商体験として1時間に4名までの予約に限定し、1日8枠の最大32名に留めマンツーマンで対応するため、3日間で 96名のみに絞ったという。そのため380名の応募者の中から、抽選が行われた。

会場には、新作をはじめPOPUP限定アイテムなど約100デザインを紹介。朝早めの限られたフリー時間には予約の取れなかった人が殺到し、限定アイテムは完売。3日間で300名以上が来場した。櫻井さんは「普段の予約は既に半年先まで埋まっていて、ご迷惑をおかけしています。満足していただくための接客が大事になりますので、枠を増やすこともできないんです。そのために、なかなか商品をご紹介できないお客様が多くいらっしゃいました。今回は、そういった多くのお客様に来場いただけたことが嬉しかったです。実際に手にとってジュエリーを試着できることで満足いただけたようでしたので、POPUPをやってよかったと感じました」と感想を述べた。 櫻井さんの予約を取るには購入が前提となる。それだけ購入希望者が多いということで、購入者の満足度を高めるためにハードルが上げられており、それによって Win-Winの関係が築かれ、信頼にも繋がっている。

 30万円以下のジュエリーを扱う「A Jewelry Box」の展開を始めてもいるが、それでも決して安くはない買い物のため、これまで躊躇していた人たちも多く存在し、購入を悩んでいた人たちの希望を叶えるPOPUPになった という点においては、新たな需要の開拓となったのではないだろうか。さらに、来場が叶わなかった人たちに向け、3日間の期間限定で特設ECサイトをオープンさせ、顧客満足度を高めた。実際にPOPUPで試着してから熟考した後にEC サイトで購入した人も出てきたという。様々な対策は顧客満足度のためにある。そして多様化する顧客のスタイルや要望を叶えるためのツールである。 そのため、どこから購入しても高品質と適正価格であることに違いはなく、宝石商櫻井彩子の自信ある商品が紹介されるので、顧客は同じ満足度を得ることができる。

 最後に、櫻井さんに今後について質問すると「規模を大きくしたいとかは考えていません。現状で、店舗が必要とも思いません。このままの外商スタイルを、私を支えてくれるスタッフや信頼のおける仲間と共に続けていきたいと思っています」と答えた。
 1年ぶりに会った櫻井彩子さんは、明らかに自信に満ちていた。

08/16(Wed) 安心と信頼を届ける Sarine 社が 要望に合わせたカスタマイズを提案
原石から研磨済みダイヤモンドまで

価格については業者だけではなく消費者にまで届く時代となり、より注意深く読み取ることに努力している人は多いかもしれないが、「つくる責任、つかう責任」を考える人はまだ少ない。宝石も地金も循環できる素材である。
地球環境・人・社会に配慮された「エシカル消費」や、地球の生活や環境を未来まで保ち続けることを考える「サステ ナブル(持続可能性)」を取り入れる海外ブランドが増えていることが日本には伝わりきっていない。少しずつ出来ることから取り組まなければ進まないことの多いSDGsだけに、海外からの情報を取り、SDGsによる差別化を理解しておく必要がある。  
現在は、最新のテクノロジー「Sarine Diamond Journy TM Tresability」によって、ダイヤモンド原石から研磨、加工など、すべての流通を透明化し、安心が担保されたダイヤモンドを顧客まで届けることが可能になっている。さらにAI(人工知能)によるグレーディングの導入も既に始まっており、より正確な情報を得られるとともに、効率的なバリューチェーンの構築によってコスト削減が可能となり、メーカーや小売店の利益を高めることにも繋がっている事実を知っておきたい。  
そして、信頼のある情報と正確なデータが求められているのは業者からだけではなく、消費者の要望によるものだということ。消費者の意識は年々エシカル性とサステナブル性を重要視することが強くなってきており、ダイヤモンドについての情報をより多く求め始めている。どこで原石が発掘され、製造プロセスを含めた正確なグレーディングが求められているのだ。 つまり正確な価値を消費者は知りたがっている。  
これらすべてを可能にしているのが、ダイヤモンドテクノロジーの世界的リーダーであるSarine社(本社=イスラエル)の最先端技術によるものだ。世界初のコンピューター化されたカットグレーディング技術の「DiaMension」を1992年に開発したのがSarine社であり、その後、原石を最適化する3D技術「DiaExpert」(1995年)をはじめ、自動でインクルージョンをスキャンする技術 「Galaxy」(2009年)、正確なライトパソーマンスの分析とグレーディング技術「Sarine Light」(2012年)、消費者と小売店をデジタル技術で繋げる「SarinProfile」(2015年)、そして世界初の完全自動ダイヤモンドグレーディング、4Cの新たなレベルの精度と信頼を実現した技術「Sarine Clarity & Sarine Color」を2017年 に発表しているのだ。  
これらの技術が主要なダイヤモンド製造工場をはじめ、卸売業、鑑定機関、宝石店に導入されることにより、 安心安全なダイヤモンドを消費者に届けることを可能にする。日本市場においては、グレーディングレポートが重要視されるブライダルジュエリーの小売店が数年前から導入を始めており、より安心が担保された先進的なダイヤモンドグレーディングレポートによる各小売店独自の取り組みによって、価格競争から逃れると同時に自社のブランドの価値を高め、差別化を図っている。顧客の接客時に役立つのが、「AIクラリティグレーディング」と「AIカラーグレーディング」、「Sarine ライトパフォーマンス」だ。  
グレーディングの違いを視覚で伝えることで、より消費者の理解力が高まるとともに、より価値ある商品が欲しくなる欲求を引き出すことが可能となる上、自分にあったダイヤモンドを選ぶことができるため、今まで以上に満足度の高い購買体験へ導くことが可能となるのだ。  
さらに、これらは「つくる責任、使う責任」を担保するものでもあり、社会貢献型ビジネスにも繋がり、より消費者を選択しやすくする“魔法のシステム”と言える。また、この技術の導入は、近いうちに世界標準になるであろうことで、国内市場だけに留まらず、インバウンドを狙う際にも必要不可欠となることが予測され、ブライダルだけではなく特に大きいサイズにおいてはアドバンテージになるであろう。  
こららのテクノロジーは日々進化している上、各企業それぞれによっても用途が異なってくるので、詳細やカスタマイズの相談などは、Sarine社Business Development Director JapanのEdi Liss氏(日本語可)まで問い合わせを。様々な提案をしてくれる。メール: edi.liss@sarine.com / Tel:090-2327-2917。



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