BASEL SIHH  WATCH  JEWELRY  LINK
ごあいさつ | ご購読のご案内 | contact us | HOME


荒地の女王ナデシコが提案する人生と経営のモデル

 

 

草社会の世界で孤高なトップランナーであることを好むナデシコ

「ナデシコ」です。美しい花ですね。こういう環境にこんな美人が楚々としてしかも、凛として立っているのが値打ちなんですね。こういう厳しい岩の割れ目を独占したら、永遠に、安全、清潔、快適な生活が実現できるでしょうね。草社会の世界で孤高なトップランナーであることを好むナデシコには、ベストな立地の選択でしょう。望遠で撮った写真ですから悪者の人間にも手が届かないです。ナデシコの開花期は、ベルギー南部のBouillon(ブイヨン)という小さなフランス国境の街では5月下旬ごろから6月です。最盛期は6月上旬です。日本を代表する花と言えば、サクラと菊でしょうね。日本の野山のファンである私の感覚では、やまとナデシコのナデシコ、スミレの花咲くころのスミレ、そして、吉永小百合さんのユリです。木の花なら、ツツジ(=シャクナゲ)、ツバキ(=サザンカ)です。日本に居たころからヒマがあれば山を歩いて、日本を出た後も世界の野山を歩きつづけてきた私が選んだ世界でイチバン美しい日本らしい日本の名花たちです。今は「いつかモダンなデザインの宝石彫刻の作品で、世界中でイチバンの日本の名花を咲かせてみたい」と希望しています。スミレの王国日本と言われるとおりに、フンスリュック高原に咲くスミレにくらべたら奥武蔵や奥多摩に咲いているスミレの花は、その種類の豊富さ、個体数の多さ、可憐な美しさはケタちがいに日本のスミレが上です。私が日本在住のドイツ人だったら、世界でもダントツに美しい日本の山々の渓流とスミレの花ばかり撮ってホーム・ページで長々と自慢話を繰り返していることでしょう。

草が茂げるとナデシコは荒地を求めて出て行きます 

城壁の最上部分の壁に咲くナデシコです。壁の上の平らな部分なら他の花にも生きていけ
ますから他の花も咲きはじめました。未開拓の荒地を開拓するのが好きなナデシコは雑踏や群衆(繁茂した草地や森林)のなかは苦手なんですね。幸い今の地球上は荒地のほうが広いですから、特別に荒地に強いナデシコには、安全で快適な天国を選択する余地が大きいです。ナデシコは小さく、ひ弱に見える花です。実際には、地球の草社会のなかでは特別に荒地に強い花なんです。強い生命力を持っていて、地球の草社会のなかでも特別に美しい花です。ほかの草には活用できない荒地を有効に活用して地球の生産性を高めている草です。荒地に最も適応して、地球上に存在している十分に広い荒地を自分の楽園に改革して、地球上の荒地の女王として生きている花です。
私がナデシコにこだわる理由の1つは、日本民族や多くの日本人の組織、個人の地球の中
における生き方の1つのモデルとして、ナデシコに生き方を学んでも良いのではないかと考えているからです。永続する安全も安定も地球上にはなく、絶え間なく進化しつづけて、快適な荒地を求めつづけて、そこを自分の楽園に変えていくことが子々孫々、永遠に生きつづけること、それが「ナデシコ道」なんです。要するに、世界でトップの国際競争力を持つ必要があるんですが、その場合の国際競争力のオリジナリティーは、大樹のシイの木型や針葉樹型でも、過渡期の白樺型でもなく、やたら増やしまくっているタンポポ型でもなく、タンポポでも寄りつけない厳しい環境の荒地のなかから、清潔で、快適な荒地を選んで適当なサイズの小さな群落を適当な数だけ発生させ、美しく、さわやかに生きているナデシコの生き方が、私の目には楽しそうで幸せそうに見えます。やまとナデシコとは日本女性を意味する言葉です。基本的に日本人はナデシコなんです。もともとナデシコなら、ますますナデシコらしい生き方を選択するのも、有力な選択肢ではないでしょうか?いまのサハ共和国内やサハに隣接する国が大部分の日本人のルーツですが、中国各地などのアジア大陸内や南の島々から渡ってきた人々も含めて日本人の祖先は、新天地を求めて、モノスゴク長くて険しい道を歩いて日本列島へ渡ってきました。もともと日本列島に住んでいた日本人の子孫なんか、いまの日本人のなかに一人もいないのですよ。

わたしは変わり者の日本人の「ナデシコ野郎」です 

戦国時代に戦争に勝って生き残るためにつくられた城ですから、窓は小さいです。高い城の塔の上層部に開いた小さな窓から下を見下ろして撮った写真です。すでに他の雑草の侵入が始まっているナデシコ天国です。このように生きていくために必要な戦略や技術が低くても生きていける空間=生きる厳しさの足りないバカにでもチョンにでも住める平らな空間の天国には雑草が侵入しやすいのです。夏の終わりまでには、種になって風に乗って、お城の垂直な壁のスキ間などの他の荒地へ移転していくでしょう。人間の家や部落と同じで、あまり長く住みつづけると病菌も害虫も増えますので、適当なタイミングで移転するのは、かならずしも不快なことばかりではないのでしょう。とにかく他の草の住めない荒地に適応して生きる選択をしたナデシコですからね。大好きな荒地なら、選びたい放題イッパイあります。私には、窓の下の景色がなつかしいのです。私の故郷、アルデンヌです。都会派の方々には、こんなところ何がいいんだと笑われそうな景色ですけども、こんなところが心底から好きになって、それでヨーロッパへの移住を決めた変わり者の日本人の「ナデシコ野郎」もいるんです。日本人の常識からは、信じられないほど野生の鹿やイノシシキジやキノコの種類や数の多い森です。岩魚の近親・マス科のサカナの数も多い川です。「ウサギ追いしあの山」という歌がありますが、このあたりのヨーロッパじゃウサギは人間には相手にされません。ワシやタカの数もスゴクおおいですから、連中の食べ物になるのかもしれません。ヨーロッパでウサギ料理が盛んなのは、ポルトガルやスペインです。ニワトリは、ヨーロッパ各地で野鳥から家畜化されましたが、このあたりもニワトリ誕生の起源の1つです。

半貴石やミネラルとダイアモンドのピンクを組み合わせたら? 

イーダルの宝石街道ぞいの山里にアトリエをもっている女性デザイナーの3つの作品です。女性の作品のほうが、やっぱり可愛いですね。天然ダイアモンドのピンク小粒石をイーダルへ持ちこみイーダルの「宝石デザイナー」にピンクなどのカラーの半貴石やミネラルとセットした「最高品質のダイアモンド新宝石」を開発してもらいつつあるわけです。ピンクは原石のままのほうが面白いかもしれません。ファンシー・カットのほうが新鮮かもしれませんがとりあえずラウンドからスタートします。ダイアモンド原石の値上がりは、カラットあたりの値上がりですのでダントツに最高品質で値上がり率ダントツのピンクでも、小粒石なら石1個あたりの値上がり金額は小さいです。いま世界的にピンクの売上個数が急増しつつありますので、上記の写真のような半貴石やミネラルとピンクを組み合わせしたら、大粒で売りやすい値段になり、モダンで新鮮なデザインのダイアモンド新宝石が誕生できるのではないでしょうか?と、ご提案しているしだいです。

開発の提案を花にしました 

デザインは、モミジでもヒョウタンでも風船でも、抽象形でも何でもできますが、多様で
可愛い「花」から入るのが入りやすいかな?と開発のご提案を花にしたまでです。素材コストが安いですから、新宝石のトータルなコストはピンク・ダイアモンドのコストが大部分です。日本の各社の上代設定に合わせたコストのコントロールは容易です。デザイナーのハンドメイドの作品ですから、発注の単位は1個から可能です。大量に作った場合には、コストは下がりますが、ハンドメイドの作品ですから量に比例して大幅には下がりません。
もちろん、デザインは日本の各社のご希望に応じて、自由自在に変えられます。色石の場合には、どんな色石でもデザイナーの腕しだいで、彫刻そのものはカンタンです。

石だけ買って貴金属部分の彫金の加工は日本で 

この写真のケースでは、石だけ買って貴金属部分の彫金の加工は日本でやったほうが得だ
と思います。石だけでもジュエリーでも買えます。お問い合わせは、私のEメールに問い合わせください。いつでも、何でも、どこのどなたさまでも、けっこうです。私の仕事のスタイルは、早く受信した方から順番に私ができる「最大限の対応を」させていただくだけです。最近では未知の方々からEメールでの問い合わせが増えつつあります。6月にも、ドイツで未知の人物とのスバラシイ出会いを経験しました。いまの日本国内では、新しい商品の開発が絶対に実行不可能なんですが、その時流には対応できないままで、どんどん時間だけが流れている切実にタイヘンな事情がおありなんですね。私もずいぶん長い年数日本へ帰っていませんが、日本国内のホントウの実力の「業界地図」もスッカリ変わってしまっているのでしょうね?いまの私は、風や鳥みたいに生きていて、風まかせのクルマでの長旅が多い人間ですが、パソコンとデジカメは、常に携帯していてインターネットには常時接続できています。

http://www.shapefree.com/

| BACK |

宝石クリエイター 「 乾 碩巳 」 記 「ヨーロッパの新宝石のガイド」 http://www.shapefree.com