5月中旬のドイツ・フンスリュック高原の菜の花畑です。5月上旬から中旬へかけ広大なフンスリュック高原のアチコチで、黄色いジュータンを広げたように満開になります。
フンスリュックは、背の低い高原なんですが最高峰が800b以上もあり、高原の中のそれぞれの菜の花畑の標高差が200b以上もあるのです。これら多くの菜の花畑が満開になる時期は、標高差や地形の影響などで10日間以上ズレますから、満開日の予測はむずかしいです。しかも菜の花畑は、連作が不向きな畑らしくて、毎年微妙に位置がずれています。ですから実際には、菜の花畑の写真を撮るのはタイヘンな作業なんですよ!
今回は、フンスリュック高原の山里のなかでも私が特別に大好きな山里の教会の塔を背景にして撮りました。ロマネスク様式の美しい教会です。谷奥の小さな山里の丘の上にある教会です。花の季節や黄葉の季節には、クルマで高原を散策中に立ち寄ってみたくなる場所です。もっと画面イッパイを鮮やかな黄色にする選択もありましたし、林立する風力発電機群を背景にする選択もあったのですが、今回はこれを選択しました。
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