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且梃v美術宝飾新聞社では、ウオッチに関する消費者動向を探る「ウオッチ・ユーザーアンケート」を7月〜8月にホームページ上で行ないました。ウオッチの所有本数・タイプ、保管場所、購入時の情報源・ポイント・場所、今後購入したいブランド、さらに電波時計などについて調査した結果ユニークな回答もありました。(消費者の声)
なお、前回の同様の調査は、今年1月〜2月に行なっています(調査結果は、本サイト・5月10日号のクオリティ紙上に掲載してあります)。

写真:近畿時計宝飾眼鏡小売組合連合会主催の
「第3回時計のある風景・写真コンテスト」


今回のアンケートの回答者は1933名でした


今回のアンケートの回答者は1933名で、男性1213名(63%)、女性707名(37%)、性別回答なし13名でした。年齢別の上位割合は、「21〜35歳」31%、「41〜45歳」18%、「36〜40歳」14%、「46〜50歳」12%。職業は「会社員」が圧倒的で47%、次いで「自営業」14%、「主婦」11%などとなっています。



「時計はカラダの一部です」8割の人がそう考えています

回答者の8割は「普段、時計を身に着けている」。所有本数は「1〜5本」が80%で、「21本以上」が1%いました。所有ウオッチのタイプ(複数回答)は「シンプル」が47%と半数近くが持っており、「スポーツ」20%、「ドレス」18%、「クロノグラフ」14%と続いています。「広告」と挙げた人は3%でした。
購入に当たっての情報源は「カタログ・雑誌」が3分の1強で、「販売店」、「ホームページ」と続いています。購入ポイントは「デザイン」が7割近く、「機能」20%、「価格」16%。購入場所は「専門店」が4割超、デパート、量販店がそれぞれ4分の1程度でした。
「今後購入したいブランド」では、ロレックス、オメガ、カルティエなど"常連"が並ぶなか、今回の調査ではセイコーが1位に躍り出ました。
 
テレビをつければ、画面の隅に時刻が現れます、街中を歩けば、あちこちにしゃれた時計が目に入ります。時刻を知るのに不便はありません。だとしたら、時計はいらない? いえいえ、そうではありません。時計には時計の存在価値があるのです。
今回のユーザーアンケートでは、8割の人が普段、時計を身に着けています。前回のアンケートでも同様でした。前回の調査は半年前ですから、そう大きく変化することは考えにくいです。一般的にいって、なんだかんだといっても、多くの人は時計を"必要"としているのです。曰く、時計は自己表現の道具、時計はその人の個性を洋服以上に表す、一本は良いものを持ちたい、良い時計を持って形見にしたい、はては、時計は自分の異性観を表すなどなど、これらの人たちには時計に対することのほかの思い入れがあるといえるでしょう。