www.e-tkb.com(時計美術宝飾新聞社)は、業界のより良い製品つくりと販売に役立てるべく、多様化する消費者意識を随時WEBアンケートで集計し発表している。今回(9〜10月実施)のテーマは「腕時計を購入する際、参考にする情報」。
1185人(男性422人、女性763人)から回答を得た。
活用されるホームページ   接客による店頭情報も
 参考にする情報として8点を挙げて選んでもらい(複数回答可)、回答を男女別にみると、次のようになった。
▽メーカーのホームページ=男性63%、女性56%(以下、同順)▽時計販売店のホームページ=21%、20%▽店頭=50%、54%▽メーカーのリーフレット=17%、16%▽販売店のチラシ=14%、12%▽雑誌=26%、31%▽新聞▽テレビはともに1%以下。
 これをみると、基本的に男女間で大きな違いはない。メーカーのホームページは男女とも半数以上が活用しており、納得できるところだ。店頭情報も回答者の半分は挙げており、改めていうまでもなく商品説明をはじめとする接客の重要性を表しているといえよう。雑誌情報を挙げる回答は3割前後。時計関連の雑誌は一時ほどの勢いがないともいわれるが、リーフレットやチラシなどと合わせ紙面情報は決してあなどれない結果だ。新聞やテレビの比重が極めて小さいのは、ちょっと意外な感じもする。
フェイスブック&アカウント
今回のアンケートはセイコーウオッチ鰍フ協力で行なわれ、「ルキアのフェイスブックをみたことがあるか」「フェイスブックのアカウントを持っているか」も聞いた。
「ルキアはセンスが良くて可愛い」「宣伝が良い」「ルキベアの写真日記は癒される」といった声とともに、「みたことがある」が男性25%、女性31%だった。また「アカウントを持っている」は男性38%、女性42%だった。
専門的な情報も求め 高い関心示す消費者
また、このアンケートでは毎回、時計に関する様々な考え方や意見、知りたいことも聞いている。「メンテナンスに関する情報」「時計を選ぶ時のポイントは?」「内外の時計の歴史が知りたい」といった要望が多い。さらに「売れ筋ランキング」「おすすめランキング」、「専門店ランキング」などを求める消費者も多い。

時計美術宝飾新聞社調べ




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