2011年度のジュエリー市場規模


 インテリアとの調和を考え、見やすさ・デザインも重視


本紙「THEWATCH&JEWELRY TODAY」は、リズム時計工業鰍フ協力のもと、「掛け時計」に関する消費者アンケート調査を今年1〜2月にホームページ(www.e-tkb.com)で行なった。回答は男性386人、女性303人で、男女とも30代・40代を中心に10代から70代までの計689人だった。最後の1項目を除いていずれも選択回答で複数回答可。


■使用場所(用途) ...リビング、次いで寝室 バスルーム、トイレも
[掛け時計を使っている場所(複数回答可)]  
8割強がリビングをあげ、3割強の寝室、2割前後のダイニング、キッチン、子供部屋と続く。バスルームやトイレにもテレビを付ける時代、掛け時計があっても違和感はない。考えうる極めて順当な結果といえようか。


■どこで購入するか...量販店がトップ インテリアショップでも
[掛け時計を購入するとしたらどこで(複数回答可)]  
半数以上が量販店で購入し、次いで雑貨インテリアショップをあげた回答が4割近く。デパート、専門店は3割前後となっている。量販店では手軽に購入というところ、インテリアショップは掛け時計が部屋のアクセントと捉えられているということか。テレビ・インターネットなどでの購入もしっかりあがっている。掛け時計といえば新築祝いといったイメージもかつてあった。今回の調査ではギフトの選択項目も置いたが、これをあげた回答はゼロだった。


■購入時に重視すること...見やすさやデザイン、価格 インテリアとの調和も
[掛け時計を購入するとき重視すること(複数回答可)]  
トップは見やすさで6割強、価格は5割。インテリアとの調和が6割、デザインが6割近くと、掛け時計は見やすさとともに部屋のなかでの調和が重視されている。インテリアショップでの購入が多いこととも連動しているといえよう。機能重視をあげた回答は4割程度。ブランド重視は1割以下で、こだわりは強くない。


■欲しい機能・必要な機能...電波に圧倒的な注目 暗くても時刻が見える
[掛け時計に欲しい機能/必要な機能(複数回答可)]  
電波時計が8割を超し、圧倒的な注目だ。先の大震災では電波時計にも支障が生じたが、便利さを考えれば人気は頷けるところ。ソーラー電源/電池長持ちは4割。暗くなっても時刻が見える6割はやはり必要か。コチコチという音にかつての居間の郷愁はあるが、現実には静かな連続秒針を5割の人が望んでいるとも思える。


■グリーン購入法適合商品「知らない」が8割.。
「知っている」は2割、「知らない」が8割で認知度は低い。

グリーン購入法とは「環境に優しい商品を買おう」と平成13年に施行された法律。家電製品などを対象としたが、平成22年には「掛け時計」も加わり、乾電池を使用しないあるいは5年以上の電池寿命を持つなどの製品が適合対象となっている。リズム時計は適合製品を有している。

 





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